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高い栄養成分に注目!
雑穀は各種類に含まれている栄養成分が高く、現代人が不足しやすい栄養素を補給することができる。
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飲み込みにくさが早食い予防に
雑穀は硬さがあるため、早食い予防に適した食材である。早食いを防ぐことはダイエットにも繋がる。
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初めは白米に混ぜながら
慣れるまでは雑穀を食べにくいと感じる人も多いので、初めから雑穀のみにするのではなく、白米に混ぜると良い。
再認識される雑穀の栄養価~ダイエットにもおススメ!
雑穀とは、キビ・モロコシ・玄米・アワ・大豆・蕎麦などのことである。これらの雑穀は生命力が強く、その年の栽培条件が悪くても収穫することができる。
また雑穀は、農家などで飼われている家畜などの農業用飼料に利用される穀類の総称としても用いられている。農業用に栽培されているものは、もちろん人間の食用には適さない。
日本人の主食である白米に比べると味や食感に馴染みにくく、雑穀の需要は時代とともに減少しつつあった。雑穀は硬さがあり、咀嚼に時間がかかるため好まれにくい部分もあるが、近年では栄養価の高さやダイエット効果が注目されている。
今、再び注目を浴びている雑穀は、脂質代謝を促すビタミンB2や便秘の改善に良いとされる食物繊維の働きで、ダイエットにも良いと期待されている。
既に雑穀を取り入れたダイエットを行っている人も多く、食生活の改善にも役立つと言われている。
アワとは、日本で最も古い穀物である。稲が主食になり変わる前まで、粟が主食として日本人の健康を支えていた。
ポリフェノールと パントテン酸を多く含み、ビタミンE、B1、B6、鉄などの栄養素が含まれている。
蕎麦は、日本食として楽しまれている麺類の一つである。
ソバの種は、普通種・シュッコン種・ダッタン種の3種類に分けられ、日本の味を楽しめる雑穀である。
ソバには、タンパク質やミネラル、ルチン、マグネシウムなどが含まれている。
栄養価が高いことで、現在主食に取り入れている人も多い玄米について解説したページ。
雑穀は硬いため、飲み込むための咀嚼に時間がかかるが、咀嚼回数を増やすことは健康にとってもダイエットにとっても良いこととされている。
実際に、早食いの人ほど肥満のリスクが高まると言われている。
これは、胃に入った食べ物の量から脳が満腹だと判断するまでに時間差があるためで、早食いの人は脳が満腹だとわかるまでに過剰な量を食べてしまうためである。
また、よく噛むことによって脳の満腹中枢が刺激され、食欲を抑える効果が期待できる。
主食としている白米は柔らかく食べやすいが、おかずの副菜までも柔らかいものにしてしまうと、飲み込みやすく早食いになることが考えられる。
しかし、主食を玄米に変えるだけで咀嚼回数がアップし、早食いを防止することができる。咀嚼回数の増加は、満腹中枢を刺激し、食欲の抑制に働く。さらに、脳から食欲を抑えるように分泌される物質には、内臓脂肪の分解を促す働きがあるとも言われている。
再び注目されている玄米など、日本の伝統的な食事を使ったダイエット法。マクロビオティックについて解説している。