サウナ

サウナとは、サウナ風呂とも言い、蒸し風呂のことである。
高温多湿に設定された浴室に入り、汗を流すことで健康効果やデトックス効果を得ることができるとされている。そのため、ダイエットに活用している人も多い。
サウナに入って流した汗はその分だけ減量することができるが、水分補給によりその分は直ちに戻る。しかし、発汗することによって生じるカロリー消費や体温を高めることがダイエット効果につながるとされている。

サウナの種類

サウナの種類にはホームサウナを始め、サウナ文化の強いフィンランド式サウナや塩サウナ、ミストサウナなどがある。ここでは、フィンランド式サウナとミストサウナを簡単に紹介する。

フィンランド式サウナ

サウナ文化の中心を担っているフィンランドのサウナは、穏やかな状態と言われる低温で約65度、最も熱い状態と言われる高温で約130度にまでなる。しかし、天候によって温度が影響を受けて変化しやすいため、一般的にその温度は約50～110度と幅を持っている。

入浴方法は、サウナで身体を温めてから外に出て冷ます（クーリング）を交互に繰り返す。最後にその他のマッサージなどを受けるというものである。効果はストレスの軽減や質の良い睡眠が取れるなどと言われている。
また、サウナストーンに掛け水をすることで生じる熱気や湿気などを「ロウリュ」といい、これが重要な役割をしているとも言われている。

ミストサウナ

ミストサウナとは、高温水をノズルから噴霧するなどの方式を利用したサウナで、浴室は室温約40度と湿度約80～100%に設定されている。入浴時間は10分くらいで、長時間の入浴は避ける。

ミストサウナは乾燥肌を改善し、肌に含まれる水分量を増加させる効果や、しわ・毛穴の減少という美肌効果、体重や腹囲などが減少するダイエット効果などが得られるとされている。

昔から公衆浴場などで楽しめたサウナであるが、最近では自宅に作っている人がいることもあり、温泉やスパだけの楽しみではなくなってきている。

サウナのデトックス効果

デトックスとは、体内に蓄積された毒素や有害物質など（いわゆる老廃物）を排出する働きである。
排泄されるのは、有害ミネラルや食品添加物などの有害物質である。これらの有害物質が蓄積されていくと血行不良や冷え、浮腫み、痩せにくい体質などを作る原因になる。

サウナではデトックス効果が得られるとされており、発汗することで有害物質を排出してくれるのである。
さらに、サウナの温熱効果は末梢血管を拡張させて血流改善や疲労回復、リラックス効果、免疫力の上昇を得ることなどに効果があるとされている。一方、サウナと同様に発汗によってデトックスを行う方法として岩盤浴も注目されている。

デトックスダイエットまとめ

https://slism.jp/featured/detox/

デトックスダイエットの特集ページ。デトックスダイエットの効果や方法についてわかりやすく紹介している。

サウナでの注意点

サウナは大量の水分を汗として流すため、こまめな水分補給が重要である。
もし、水分補給をしないままサウナに入浴すると脱水症状を起こすなど、身体に何らかの影響をきたすため、水分補給は忘れずに行うことが大切である。

また、サウナの効果は温熱効果による血流改善やデトックス効果であるため、汗が出た量を体重減少分とする直接的なダイエット効果は期待できない。

サウナのダイエット効果について

https://slism.jp/communication/column-0023.html

サウナのダイエット効果に関する詳しい解説。サウナのダイエット効果は汗を流した量によるものでなく血流促進やデトックスにあるとしている。

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