ファセオリン

ファセオリンは、白いんげん豆に含まれるたんぱく質成分。炭水化物を分解するαアミラーゼの働きを邪魔する作用がある。炭水化物は活動の重要なエネルギー源だが、摂り過ぎると脂肪に変わって肥満を招いてしまう。しかしファセオリンを摂ると、炭水化物が分解されず腸から吸収されないので、肥満を防ぐことができるようになる。白インゲン豆を食べる時は、必ず加熱調理してからにすること。生を食べると、白いんげん豆のレクチンの毒性で下痢や嘔吐が起こってしまう。レクチンが心配な人や調理が面倒な人は、安全で手軽にダイエットに取り入れられるファセオリンのサプリメントがおすすめ。

白いんげん豆に含まれているたんぱく質

ファセオリンは、白いんげん豆（白金時豆、大福豆）に含まれているたんぱく質の一種で、ファセオラミンともいう。
白いんげん豆から抽出されるエキス全体を指して、ファセオリンと呼ぶこともある。

炭水化物の分解を阻害する力がある

ファセオリンには、消化酵素のαアミラーゼが、炭水化物を分解するのを妨げる力がある。
未分解の炭水化物は腸で吸収できないので、エネルギーとして利用されずに、便と一緒に体の外に捨てられることとなる。以上からファセオリンを摂ると、炭水化物の摂り過ぎがまねく肥満のリスクを下げることができる。

白いんげん豆は火を通した上で食べること

白いんげん豆を食べてファセオリンを摂取する場合、絶対によく火を通してから食べるようにすること。
白いんげん豆には、消化器官の健康を害するタンパク質のレクチンも含まれているため、生のまま食べると下痢や嘔吐などの体調不良を起こしてしまう。レクチンは十分に加熱することで、無毒な物質になる。

サプリメントなら安全にダイエットできる

ファセオリンのサプリメントならば、下痢や嘔吐などのリスクが一切なく、安全にダイエットすることができる。
ファセオリンのサプリメントは、米・パン・麺類など、炭水化物食品を食べ過ぎてしまった時に飲むと良い。用量は商品によってさまざまなので、よく確認してから利用すること。