ポリフェノール類など抗酸化物質を摂れば、老化進行・がん・動脈硬化を防げる!
抗酸化物質とは、活性酸素の発生や働きに対抗する物質のこと。体内で作られるものもあるが、飲食物に含まれている抗酸化物質もあり、ポリフェノール類、カロテノイド類、抗酸化ビタミン類がそれに該当する。体内の活性酸素が必要以上に増える環境にいる場合は、これらを積極的に摂るのが望ましい。積極的に摂ると、活性酸素の増加がまねく老化進行や動脈硬化・がんのリスクを低下させることができる。
抗酸化物質とは、体の中で生じた活性酸素を除去したり、活性酸素の働きを抑制したりする物質のこと。
体のなかで作られる抗酸化物質もあるが、食べ物や飲み物に含まれている抗酸化物質もあり、後者にはポリフェノール類、カロテノイド類、抗酸化ビタミン類が挙げられる。そしてそれぞれには、以下のように数多くの種類がある。
活性酸素は、ウイルスや細菌などの外敵から、体を防御する大事な役割を果たしている。
しかし増えすぎると、外敵だけでなく健康な細胞まで傷つけて老化を進行させたり、過酸化脂質を発生させて動脈硬化やがんの発症リスクを上昇させたりなど、逆に体にとって有害な働きをするようになる。
活性酸素の不要な増加を防ぐには、紫外線、パソコンやスマホの電磁波、睡眠不足、タバコなど原因要素をできるだけ避けて生活するのが望ましい。避けるのが難しい場合は、上記で挙げた抗酸化食品を食事に取り入れたり、抗酸化成分が配合されたサプリメントを活用したりして、体内に抗酸化物質を増やすよう心掛けたい。
活性酸素は老化進行の原因になる物質なので、悪者扱いされがち。しかし悪さばかりするわけではなく、菌感染から体を守るなど重要な働きもしています。活性酸素は多すぎても全くなくても健康に良くないので、抗酸化作用をもつ食べ物を摂って増やしすぎないようにすることが大切。