ダイエット中は高カロリーな脂質をうまく減らしながらも、エネルギー源として適量の脂質を摂らなければいけない
ダイエット中は要注意な脂質
脂質とは、三大栄養素の一つであり、人間に欠かせない栄養素である。
脂質は三大栄養素(たんぱく質・炭水化物・脂質)の中で、最もエネルギーの大きい栄養素であり、過剰に摂取すると生活習慣病・肥満などの原因となるため、ダイエット中は特に摂取を控えなければならない栄養素でもある。
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脂質の一種であるコレステロールは、細胞膜やホルモン、胆汁酸の原料となる。
脂質は消化・吸収にも大きく関与し、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)やカロテノイドの運搬・吸収にも不可欠である。
脂質の成分である脂肪酸には、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸がある。不飽和脂肪酸のリノール酸・アラキドン酸・αリノレン酸は体内では作られない必須脂肪酸であるため、これら必須脂肪酸は食品から摂取しなければならない。不飽和脂肪酸を多く含む食品に、青魚・ナッツ類・オリーブオイル、コーン油などがある。
脂質は1g当たりのエネルギー量が高いため、人間は進化の過程で脂質をエネルギーの蓄積物質として利用するようになったと考えられている。
消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多い場合に脂質が脂肪として蓄積されるため、ダイエット中は脂質(特に動物性脂肪由来の飽和脂肪酸)を摂取し過ぎないように気をつけなければならない。
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中性脂肪を減らす効果のある食品を5つ紹介。
厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、1日に摂取すべき脂質の量が成人に関しては目標量、乳児に対しては目安量が算定されている。
脂質の主な役割は、細胞のエネルギー源となることである。
そのため、脂質の摂取基準は総エネルギー量に対する脂質の摂取エネルギー量(%E)で示されている。
年齢 | 目安量 | 目標量の範囲 |
---|---|---|
0~5ヶ月 | 50 | - |
6~11ヶ月 | 40 | - |
1~2 才 | - | 20%以上 30%未満 |
3~5 才 | - | 20%以上 30%未満 |
6~7 才 | - | 20%以上 30%未満 |
8~9 才 | - | 20%以上 30%未満 |
10~11 才 | - | 20%以上 30%未満 |
12~14 才 | - | 20%以上 30%未満 |
15~17 才 | - | 20%以上 30%未満 |
18~29 才 | - | 20%以上 30%未満 |
30~49 才 | - | 20%以上 25%未満 |
50~69 才 | - | 20%以上 25%未満 |
70 才以上 | - | 20%以上 25%未満 |
厚労省「日本人の食事摂取基準」(2010年版)より
ここで、表では見落としやすいが30歳以上の目標上限値が低くなっていることに注意が必要である。
脂質を多く含む食品は以下のような油脂、脂肪の多い肉、乳製品、ナッツ等である。
食品名 | 食品100gあたりの脂質含有量 |
---|---|
和牛サーロイン | 47.5g |
生クリーム | 45.0g |
カップラーメン | 19.7g |
サラダ油 | 100.0g |
マカダミアナッツ | 76.7g |
脂質を多く含まない肉類や乳製品などには以下のものがある。
食品名 | 食品100gあたりの脂質含有量 |
---|---|
牛ヒレ肉(輸入) | 4.8g |
鶏ササミ | 0.8g |
低脂肪乳 | 1.0g |
和風ドレッシング | 0.1g |
ダンソンしたくてダイエットしてたけどマカダミアチョコ食べ過ぎてた(汗) ○ /|/
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/\ |choko|
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