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ダイエットワード

ブドウ糖

エネルギー源になるブドウ糖、だけど血糖値を上げ過ぎるのはNG!

ブドウ糖は糖の一種であり、人間や生物が活動するための原動力としている成分である。別名グルコース、またはデキストロースとも呼ばれる。
数種ある糖類の中から単糖類に分類され、単糖類の代表的な成分として知られている。また、人間の生命活動に欠かせない栄養素でもある。

ブドウ糖の働き

食品に含まれる糖質が消化器官でブドウ糖まで分解され、生命維持活動のエネルギー源として利用されている。摂取される糖質の多くは、米やパンなどの炭水化物である。

摂取された炭水化物はグリコーゲンからブドウ糖へと分解され、腸から取り込まれると各器官に運ばれる。脳や筋肉などのエネルギーとして利用された余りは、肝臓と筋肉の中に貯蔵される。

ブドウ糖が不足すると

各機関の司令塔である脳は、ブドウ糖のみをエネルギーとして機能している。そのため、ブドウ糖が不足すると生命活動に危険を及ぼす可能性がでてくる。
血液中のブドウ糖が減少し、脳がエネルギー不足になったことによって現れる症状は、脱力感・記憶力の低下・体温が上がりにくい等である。

ブドウ糖が不足する原因には、ストレスや疲労などが関係していると考えられており、不足を防ぐためにも適度な運動と休養を心がける。

また、不足した状態になると、空腹感が生じると考えられている。
空腹感を感じるのは、脳のエネルギー不足が原因と考えられており、決して胃の中が空っぽになった状態ではないとされている。

ブドウ糖のダイエットに対する働き

炭水化物を摂取することで、血糖値が上昇することは知られていることである。
血糖値とは、血液中に存在するブドウ糖の濃度をいい、ダイエットに大きく関与している。

血糖値は食事を摂取すると上昇する性質を持っており、急激に上昇すると膵臓からインシュリンという物質を分泌する。インスリンは、血糖値が上昇しないように調整したり、ブドウ糖を体内に取り込み、エネルギーとして利用している。

しかし、急激な血糖値上昇の場合は、同時に体脂肪の蓄積を促進することにもなる。
上昇した血糖値は、インシュリンの働きによって抑制されるとともに、余分なエネルギーは中性脂肪として蓄積されることになる。
そのため、ダイエットをする場合には、血糖値の上昇が緩やかな食材を用いられることが多い。

ブドウ糖に関連するページ

ぶどう糖 – カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlism

ぶどう糖のグラム数に対するカロリーを計算できるページ。
知りたいグラム数を入力すると、その数値に対するカロリーが表示される。
ダイエットに使用できる計算ツールである。

糖質

糖質を紹介するページ。
食物繊維を除いた炭水化物を糖質といい、ブドウ糖やグリセリンとして身体のエネルギーとなる。しかし、過剰摂取は生活習慣病の原因となるため、摂り過ぎは注意。

GI値

血糖値の上昇率を表した数値をGI値という。
上昇率は食品によって違い、上昇スピードの速いものはGI値が高く、緩やかに上昇するものはGI値が低い。
GI値の低いものほど、ダイエットに適しているとされている。

血糖値

ブドウ糖の濃度を表すのが血糖値である。
低下しすぎたり、高くなりすぎると様々な症状を呈するため、ダイエットで食事制限を行うなら症状の確認をしておいた方が良い。

グリコーゲン

グリコーゲンを解説しているページ。
筋肉や肝臓に貯蔵されるエネルギーのこと。ブドウ糖に変換し、エネルギーとして使用される。

【低炭水化物ダイエット】方法/効果/危険性

低炭水化物の方法や効果を紹介したコラム。
ブドウ糖の減量となる炭水化物の摂取量を減らすダイエット方法であり、危険性についても書かれている。

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コメント

カロリーSlism「食べた物の栄養とカロリーが瞬時に分かるカロリー計算機」
イズミー
イズミーのこの記事まとめました

エネルギーとして必要なブドウ糖。ダイエット中も適度に摂取!

  • ブドウ糖とは

    ブドウ糖とは

    ブドウ糖は人間がエネルギー源としている重要な成分。グルコースやデキストロースとも呼ばれる単糖類。

  • ブドウ糖のはたらき

    ブドウ糖のはたらき

    炭水化物などから摂取した糖質が消化器官でブドウ糖まで分解され、エネルギーとして使われる。特に脳はブドウ糖のみをエネルギーとしている。

  • ダイエットとブドウ糖

    ダイエットとブドウ糖

    血液中のブドウ糖濃度は血糖値として表される。急激な血糖値上昇は体脂肪の蓄積を促すため、ダイエット中は血糖値の急上昇に注意が必要である

 
 
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