断食

体内の老廃物が排出される、デトックス効果バッチリのダイエット方法！

断食とは、自分の意思によって一定の間食事を取らない行いである。断食中、食物の摂取をしてはいけないが、水分補給は良いとされている。
短期間で行う断食はプチ断食と呼ばれ、女性などにダイエット方法として用いられている。

断食とは

断食は、古くから修行などに用いられてきた行いである。
食事を断つことの効果は多様で、絶えず働いている内臓を休ませたり、血管内を巡っている余分な脂質や老廃物などの有害物質を排出するデトックス効果などが期待されている。

宗教によっては、1年に1度断食を行う地域もある。
イスラム教では「マダラン」と呼ばれる断食月があり、1ヶ月間日の出から日の入りまでの間、何も口にすることはしない。食事を始め水分の補給もできないが、丸1日何も食べないという完全な断食ではなく、日が沈む日没までというものである。

断食の要点

断食による作用が健康効果を高めるとされ、近年では健康法として取り組んでいる人もいる。

断食のやり方として、「ただ食べなければ良い」と思っている人もいるが、食べなければ良いという方法ではない。
2～3日の短期間で行われるプチ断食は個人的に行うことも出来るが、1週間以上に及ぶ場合の断食は危険を伴う可能性がある。断食に対する知識を持たない人が、長期に及ぶ断食をするのは控えたほうが良い。

ただし、どうしても長期間の断食を実行したいという場合には、断食を行える施設や道場へ行くと、医学や専門的な知識を持った管理者の下で断食の指導を受けることができる。ヨガ道場で行われるヨーガ断食が有名である。

断食を終えた後は…

断食後、食べたいものや普通食を食べるのは身体に良くない。断食は、終わってからの食事が重要なのである。
断食最中、普段食べている食事を制限されたことにより、内臓器官などの機能は低下気味である。そのため、断食後は普通食を避けて、重湯などから摂り始め、体力が回復してきた頃を見計らって普通食に近づけていくことが大切である。

断食をダイエットに用いる人もいるが、ダイエット目的として行った場合、終えた後の食事に注意しなければ、リバウンドを引き起こすこともあるので要注意だ。