体脂肪・生活習慣病予防に!中性脂肪を下げる食品5選
- 2011年9月29日
- 投稿者:小林 ほのか
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20~30代の人で中性脂肪を気にしている人は少ないかもしれませんが、中性脂肪やコレステロールが高くなる脂質異常症は30代から増えてきます。それに、中性脂肪は体脂肪として蓄積されてしまうので、肥満の原因にもなるんです。
中性脂肪の摂取を控えることはもちろんですが、中性脂肪を下げる食品を摂取することが大切でしょう。
中性脂肪を下げる食品
中性脂肪を下げるには、下記の3つのことが大切です。
- 中性脂肪を上げる食品の摂取を控える
- 有酸素運動を取り入れる
- 生活習慣を改善する
しかし、これに加えて中性脂肪を下げる食品を上手に取り入れることで、上手に中性脂肪を減らすことができます。下記に紹介する食品は中性脂肪を減らす効果のある食品です。
中性脂肪値が気になる人も、体脂肪が気になる人も、上手に取り入れていきましょう。
タコ
タコには、中性脂肪を減らす効果があるタウリンという成分が多く含まれています。タウリンは加熱すると約30%減少してしまいますし、水溶性なので煮ると約半分が失われてしまいます。煮て調理する場合には、煮汁も摂取すると良いでしょう。
タコには、タウリンだけでなく中性脂肪を下げるイコサペンタエン酸も多く含まれています。
また、イカ・エビもタウリン・イコサペンタエン酸が多く含まれていて、中性脂肪を下げる効果があります。
豆腐
豆腐に含まれている大豆サポニンが中性脂肪を減らします。また、大豆サポニンには、コレステロールの吸収を抑制する働きもあるので、血液をサラサラにする効果があります。
豆腐だけでなく、納豆や豆乳などの大豆製品に含まれている成分なので、上手に大豆製品を取り入れることで中性脂肪を減らすことができます。
さんま
さんまには、多価不飽和脂肪酸のDHA・EPAが豊富に含まれています。DHA・EPAは中性脂肪だけでなく悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。また、アレルギーの改善効果を持つαリノレン酸、頭の働きを良くするアラキドン酸なども多く含みます。
DHA・EPAは、さんまだけでなくいわし・ぶりなどの青魚にも含まれています。
リンゴ
リンゴには良質な食物繊維・リンゴポリフェノールが多く含まれているため、食後に中性脂肪が増加するのを抑制する働きがあります。リンゴポリフェノールにはコレステロール・体脂肪を減らす効果もあるため、ダイエットにも生活習慣病にも効果がある食品です。
また、リンゴポリフェノールには、シミの原因でもあるメラノサイトが作られるのを抑える働きもあり、美肌効果もあります。
ゴマ
ゴマに含まれている抗酸化物質であるセサミンには脂質の分解を促進して、中性脂肪の合成を抑制する働きがあります。セサミンには、他にも血圧を下げる効果やアルコールの代謝を促進するといった効果があります。セサミンを効率良く摂取するには、ゴマをそのまま摂取するのではなく、すりつぶして摂取すると良いです。
また、ゴマにはリノール酸やオレイン酸、鉄分、カルシウムなどが多く含まれています。
中性脂肪を上げる食品
中性脂肪を減らす食品もありますが、反対に増やしてしまう食品もあります。次の食品は、中性脂肪を増やしやすいので、なるべく控えるようにしましょう。
- 脂質の多い食品(脂身の多い肉・揚げ物など)
- アルコール
- 糖分の高い食品(ケーキ・チョコレートなど)