ダイエットを成功させるには停滞期を乗り切らないと!
停滞期とは、食事制限などにより順調に減少してきていた体重が、全然減らなくなってしまう時期である。誰にでもあり、ダイエットの壁とも言える。
体にはホメオスタシス(恒常性)という外部の環境の変化に関わらず、体の状態を一定に保つ働きが備わっている。
気温が高くなると、発汗によって熱を外に逃がして体温を下げ、気温が下がると、体を震わせて熱を発生させて体温低下を防ぐのも、このホメオスタシスの働きによるものである。
体重もホメオスタシスによって一定に保とうと働くため、急激な食事制限による減量の場合、体重が落ち始めた比較的早い段階で停滞期が生じてしまう。
摂取エネルギーが少ない日が続いたり、体重が減少したりすると、体は危機であると判断して、エネルギーの消費を抑えたり、摂取した食品からの栄養吸収を高めたりする。
そのため、同じようにダイエットを続けていても、急に体重が減少しなくなってしまうのである。
停滞期はダイエット開始から1ヶ月ぐらいから始まり、約2週間~1ヶ月程続くくことが多い。
停滞期の期間や始まる時期は個人差があるため、あせらずに停滞期を乗り切ることが大切である。
食事制限のみの減量方法では停滞期が長引く場合があるように、個人差だけじゃなくダイエットの方法によっても期間に違いが出る。
https://slism.jp/communication/column-0060.html
ダイエットにおける停滞期の仕組み、どれぐらい続くのか、停滞期を乗り切るためのコツが解説されている。
停滞期の間も、停滞期に入る前と同じようにダイエットを続けていれば、体は体重が減少したことや摂取エネルギーが少ないことを、危機ではなくて正常なのだと判断するようになり、停滞期を脱出しまた体重が減少するようになる。
長期間のダイエットには、停滞期はつきものということを知っておく必要がある。
1ヶ月に体重の約5%減量すると、ホメオスタシスが働きだすとされている。過度の食事制限や急激な体重低下は停滞期を招くため、少しずつ長期間でダイエットを行うことで停滞期を避けることができるとされている。
停滞期に体は、少ない食事から多くの栄養を摂るために、効率よく摂取エネルギーとして吸収しようとする。
そしてエネルギーを蓄えるために、運動により消費カロリーを減らすように働き、少ないエネルギーでも以前と同じように動くことができる。
以前よりもエネルギーの吸収率が高く、消費エネルギーは少ない太りやすい体質となっているため、ダイエットを諦め食事内容を戻した場合、摂取カロリー自体は以前とは変わっていないとしても、ダイエット前よりも急激に太ってしまいリバウンドとなる。
https://slism.jp/communication/clm-rebound-5-follow.html
どうしてダイエットでリバウンドが起きてしまうのか?またリバウンドを防止するための方法を紹介。