【トマトダイエット】トマトジュースで脂肪燃焼を促進する方法
- 2012年2月22日
- 投稿者:小林 ほのか
- コメント:3 件
納豆ダイエットに朝バナナダイエット… ダイエットが人気で納豆やバナナが品薄状態になったのは記憶に新しいですが、今回はトマトやトマトジュースが品薄状態になっています。
もう皆さんもご存知でしょう。トマトやトマトジュースに含まれている成分に脂肪燃焼を促進する効果があるということが明らかになったんです。
トマトの成分で脂肪を燃やす遺伝子を活性化する
京都大学河田照雄教授らの研究グループは、トマトの成分から脂肪を燃焼させる遺伝子を活性化させる「13-oxo-ODA」という成分(不飽和脂肪酸の一種)を発見しました。
この成分は、中性脂肪を減少させる働きがあり、メタボリックシンドロームの予防にも役立つといいます。
夜トマトダイエットなど、以前からダイエットに多く活用されているトマト。なんだか、「ダイエットに有効だということが明確になった」と言っても、なんだか「今さら…」という感じがしてしまうかもしれませんね…。
もともと、トマトに中性脂肪を減らす効果があるということはわかっていました。
でも、どの成分が中性脂肪の減少に効くのかということは、わかっていなかったんです。
脂肪を燃焼させる遺伝子って??
「脂肪を燃焼させる遺伝子」と言っても、この遺伝子が直接脂肪を燃焼させてくれるわけではありません。この遺伝子が、脂肪を燃焼するために必要な酵素を作り出してくれるんです。
脂肪燃焼を促進させるためのトマトの摂取方法
トマトジュースでも摂取できる
13-oxo-ODA
河田教授らの研究グループでは、肥満マウスのエサに
「13-oxo-ODA」を混ぜて与えたところ、4週間で血糖値の低下・血中脂肪の低下・直腸の温度(脂肪燃焼の指標としている)の上昇がみられたということです。
肥満マウスに与えた「13-oxo-ODA」の量は、人間に換算してトマトジュース200ml(1食当たり)に相当するということです。
つまり、1日3回200mlのトマトジュースを摂取すれば、「13‐oxo‐ODA」を十分に摂取することができ、脂肪燃焼が促進されるということです。
特にトマトジュースに「13-oxo-ODA」が多く含まれているようですが、もちろんトマトジュースに限らず、トマトやトマト製品にも「13-oxo-ODA」は含まれています。
トマトジュースでなければ脂肪燃焼効果が得られないというわけではありません。
無理にトマトジュースを飲むのではなく、新鮮なトマトを美味しく摂取することが大切です。
トマトジュースの塩分に注意
トマトジュースは、トマトを搾ったジュースですが、塩分を含むものと無塩のものがあります。
トマトジュースの種類 | ナトリウム | 食塩相当量 |
---|---|---|
トマトジュース(食塩無添加) | 10mg | 0g |
トマトジュース(加塩) | 236.9mg | 0.6g |
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2010年版)によれば、18歳以上の男性に勧められている塩分摂取量は9.0g未満、18歳以上の女性においては7.5g未満です。
食塩が添加されているトマトジュースを1日に600ml摂取した場合、トマトジュースだけで3.6gの食塩を摂取することになってしまいます。
女性ならば、トマトジュースだけで1日に摂取する食塩の半分近くを摂ってしまうことになります。
現在は、トマトジュースが品薄状態なので、トマトジュースの種類を選ぶ余裕はないかもしれませんが、トマトジュースを選ぶ際には、塩分が添加されているかどうかを確認することが大切でしょう。
また、食塩が添加されているトマトジュースを摂取する際は、
- 他の食事で摂取する食塩を減らす
- 1日に摂取するトマトジュースの量を減らし、不足分はトマトで補う
など、塩分の過剰摂取を防ぐ工夫が必要です。
私もやってみたいです。ダイエットします
トマトに置き換えると、トマト何個分ですか?
トマトに置き換えると1日6個だそうです。