生活習慣病の危険も潜むぽっこりお腹は、原因に応じた解消法を。
ぽっこりお腹とは、たぬきのようにボリュームの大きいお腹のこと。ぽっこりお腹の原因は、内臓脂肪のつきすぎが代表的だが、背筋や腹筋の衰え、骨盤の歪み、便秘や腸内ガスなどが引き起こしている場合もある。内臓脂肪のつきすぎが原因の場合は生活習慣病の危険があるので、過食をやめるなど適切なダイエットを行うことが大切。近年流行りのドローインやピラティスのエクササイズを行うのも、効果的な解消法の1つ。
ぽっこりお腹とは、たぬきのようにお腹が前方に突き出ている状態のこと。
たぬき腹、メタボ腹、ビール腹などとも呼ばれる。ぽっこりお腹は、飲酒習慣があり、また基礎代謝が落ちて内臓脂肪がたまりやすくなった中年の男性が特になりやすいが、近年は女性にも増えてきている。
ぽっこりお腹は内臓脂肪の過剰な蓄積のほか、運動不足で背筋が衰える、そのせいで猫背になり腹筋が低下する、妊娠・出産で骨盤が開いて内臓が下に落ちる、便秘で腸内に便やガスがたまるといったことも原因になる。
以上から、普段あまり体を動かさない人や、デスクワーク(パソコン操作など)中心で前のめりの姿勢でいる時間が長い人、妊娠・出産を経験した女性などは、ぽっこりお腹のリスクを抱えていると言える。
ぽっこりお腹の男性または女性は、自分よりスリムな人と比較してしまう、ジーパンやスーツジャケットのボタンを留められない、洋服えらびに悪戦苦闘するといった外見上・生活上(着衣)の悩みを抱えていることが多い。また「健康管理がなっていない人」など、他人から良くない印象をもたれてしまうマイナス面もある。
ぽっこりお腹の問題は、本人の外見上のコンプレックスや自信喪失の種になり得るだけではない。 内臓脂肪が蓄積した状態=糖尿病など生活習慣病を発症するリスクが高くなる、という大きな問題があるので、健康の観点からみても早目に改善の努力をすべきと言える。
ぽっこりお腹を解消するためには、内臓脂肪の蓄積が原因ならば過食を止めて運動を心掛ける、猫背が原因ならば姿勢を正す、骨盤の歪みが原因ならば骨盤矯正のエクササイズを行うなど、原因に合った努力をすることが大切。近年話題のドローインや、インナーマッスル強化のピラティスも効果的でおすすめ。
背筋が弱いと、猫背になってお腹の筋肉がゆるんで、ぽっこりお腹になってしまいます。以上から、ぽっこりお腹を解消するためには背筋の強化が効果的です。背筋を強化すると基礎代謝アップのメリットも得られますので、ぜひ!