骨盤矯正とは、開いたり、歪んでしまった骨盤を正常な状態に戻すことである。
骨盤が元の位置に戻ると、ポッコリと出ていた下腹部などのボディスタイルを改善することが期待できる。
骨盤が歪む原因と症状
骨盤が歪んでしまう原因には、生活習慣の積み重ねや姿勢、筋肉の衰えなどが挙げられる。
そして、そのまま骨盤の歪みを放置しておくと、以下のようなさまざまな症状があらわれてしまう。
骨盤の歪みにより血管が圧迫されると、 血流が阻害されてしまう。そのまま代謝の悪い状態が続くと下半身は浮腫み、太り易い体質となる。
また、骨盤に支えられていた内臓器が骨盤の開きとともに下がり、ポッコリお腹をつくる等、ボディラインやスタイルに関わる影響を与えることになる。
背骨の歪みをセルフチェック
骨盤に歪みが生じているかのチェックには、
- 仰向けに寝て、骨盤の高い所に親指を、床に中指をつけたときに左右で高さが違う
- 左右で脚の長さが違う
- 目を閉じたまま片脚立ちをする(立ちづらい脚の確認)
- 肩の高さが一緒かどうか
- うつ伏せに寝て、両足を持ち上げて曲げたとき、中心(背骨の位置)で揃わない
などがある。
始める女性が急増中の「骨盤矯正」
骨盤矯正は、生理痛や冷え症といった女性特有の悩みを始め、身体の不調や姿勢、脚の歪みなどを改善する効果が期待できる。
さらに、骨盤の位置が正常になることで圧迫されていた部位の血流が改善され、基礎代謝量のアップが期待される。基礎代謝の働きにより脂肪の燃焼がサポートされるため、ダイエットを目的に骨盤矯正に取り組む人も多い。
骨盤矯正の方法
骨盤矯正のやり方には2種類ある。自分で行う方法と整体院でやってもらう方法である。歪んでしまった骨盤は以下で紹介する方法で、自宅で改善するための運動を行うことが出来る。
自宅でできる、簡単骨盤ストレッチ
- 肩幅に足を開き、腰を時計回りに回す。腰を回しているときは、顔が四方八方に向かないように背筋を伸ばし、顔は前方を向ける。
- 続いて、反時計回りに回す。上半身と脚は固定するように意識し、腰だけを回す。
- 時計回り・反時計回りを10回ずつ行い、1セットとする。
ポイント
両手は腰に置き、足の裏を地面から離さない。
自分の身体を一本の柱として考える。足の裏が腰の動きとともに離れたり、動いたりしてしまうと、柱全体がグラついているのと同じである。そうなると腰を回しているようで、足で身体全体を回しているだけである。これでは骨盤の歪み改善効果も得にくくなってしまうので注意が必要である。
骨盤矯正の詳しい方法はこちら
骨盤矯正でダイエットするための情報。自分の骨盤歪みのタイプチェックや最適な骨盤矯正のやり方などがわかりやすく紹介されている。
また、どうしても骨盤の歪みが強く、気になる人は専門家に相談した方が良い。
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