きなこダイエットは、牛乳や豆乳にきなこを入れて飲むなど簡単なダイエット法。きなこには脂肪を燃やすサポニンや美白をもたらすイソフラボンが含まれています。「畑の肉」とも呼ばれる大豆でできているから、栄養価が高く健康面もしっかりサポート。
下記のような飲み物200mlに、小さじ1杯のきなこを入れて飲みます。飲むタイミングは朝、食事の5分前、小腹が空いたときのいずれかです。朝は、忙しくて朝食を食べる暇がないという人にもおすすめです。
※ポイント
甘さが欲しい人はダイエットシュガーやハチミツを加えましょう。ただしカロリーが高くなるので入れすぎには注意してください。
きなこには脂肪の合成や吸収を抑えたり、脂肪の分解を促進したりする大豆サポニンが含まれているのでダイエットにもってこい。また大豆サポニンには血管についた脂質を取り除いたり、コレステロール値を低下させたりする働きもあり動脈硬化や脂質異常症を予防・改善することができます。
きなこに含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンによく似た働きをすることで有名。強い抗酸化作用をもち老化を防ぐ、肌をみずみずしく保つ、更年期障害や骨粗鬆症を防ぐなど、女性に嬉しい効果ばかりを備えています。
ダイエットを成功させるカギとなるのは、「基礎代謝力」です。基礎代謝が高ければ高いほど脂肪が燃えやすく、太りにくい体質になります。この基礎代謝を高めてくれるのが、きなこに含まれる大豆ペプチド。大豆ペプチドを摂取するとエネルギーの消費量が増えることは、実験でも証明されています。
良質なたんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、ミネラル、ビタミンなど、きなこはとても栄養バランスに優れた食品です。きなこを摂取すれば、ダイエット中にありがちな栄養失調になる心配もありません。
きなこ自体は小さじ1で約10kcalとヘルシーです。しかし牛乳や豆乳に入れることでカロリーがぐんと高くなりますので、飲みすぎに注意しましょう。目安量は200mlを1日に1杯です。どうしてもカロリーが気になる場合は、低脂肪タイプの牛乳やヨーグルトなどを選ぶようにしましょう。
全然知らなかった。
得した気分
きな粉ダイエットですが、白湯に溶かして飲むのはだめですか?