おからは、ダイエットだけでなく、美肌や健康にも効果的な食材です。普段のハンバーグやカレーなどに入れるだけで、カロリーが抑えられ、しっかり栄養も摂取できます。食事制限やカロリー制限がないので、長く続けやすく人気のあるダイエット法です。
おからダイエットは、普段の食事におからをプラスするダイエット法。
おからそのものに味はないので、ハンバーグやコロッケ、サラダ、お好み焼きなど、どんな料理にも活用できます。
おからは1日あたり50gを目安に食事に摂取しましょう。おからをプラスすることで、食事の摂取カロリーを抑えて、しっかり栄養を摂取することができます。
おからには食物繊維やカルシウム、ビタミン、大豆イソフラボン、大豆レシチン、大豆サポニンなど、ダイエットだけでなく健康や美容にも欠かせない栄養を豊富に含んでいます。
レシチンには脂肪を分解・排出する働きがあり、脂質の蓄積を防いでくれます。レシチンには、中性脂肪やコレステロールを排出する働きがあり、肥満を防いでくれるのです。
さらに、レシチンは「脳の栄養」として注目されている栄養素です。脳を活性化する働きがあり、認知症予防に効果があるとされています。
サポニンには、大きくなってしまった小腸の絨毛を小さくする働きがあります。
人間の体内では、小腸の絨毛からさまざまな栄養素を吸収しています。しかし、太ると絨毛は肥大しやすくなり、余計な栄養素も吸収して、さらに太りやすくなってしまうのです。
大豆サポニンを摂取することで、小腸の絨毛を正常に戻し、太りにくい体質にする効果があるのです。
おからには、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は便通を改善する効果だけでなく、腸の中の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やして、腸内環境を整える効果もあります。
腸内の環境を整えることは、美肌や老廃物の排出、新陳代謝の向上など多くの効果が期待でき、美しくやせる手助けをしてくれます。
先に説明したように、おからには食物繊維が豊富に含まれています。ダイエット効果の高い食物繊維ですが、過剰に摂取するとデメリットになってしまうので、おからの過剰摂取には気をつけなければいけません。
食物繊維は過剰に摂取すると、カルシウムや鉄分などの栄養吸収を妨げたり、下痢を引き起こしてしまいます。
おからはダイエット効果の高い食材ですが、おからばかり食べていればやせるというわけではありません。適量のおからを摂取して、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。