ダイエット効果もあるアミノ酸のヒスチジンは、かつおや牛乳などの食品に豊富!
ヒスチジンは、子供の成長に使われる重要なアミノ酸。かつお、まぐろ、牛乳などの食品に多く含まれている。成人すると体内での合成が可能になるが、子供は不可能なので食品からの摂取が必須。ヒスチジンが体内で分解されると、神経伝達物質のヒスタミンに変わって関節炎や脳梗塞の症状に効力を発揮する。近年では、食欲抑制や脂肪燃焼をうながすなど、ダイエットに有効な働きをすることも明らかになっている。
ヒスチジンはアミノ酸の一種で、乳幼児の成長のために使われる重要な栄養素。
成長して大人になると体内で作り出せるようになるが、成長過程にある子供のうちは体内で作り出すことができない必須アミノ酸なので、食品から取り入れなければならない。ヒスチジンが多く含まれている食品には、かつお、まぐろ、牛乳のカゼイン、大豆たんぱく、鶏肉、粉乳などが挙げられる。
フェニルアラニン、ロイシン、ヒスチジンなど、多くの種類があるアミノ酸。1つでも欠けると、体の健康維持に必須のたんぱく質を構成することができなくなります。また脂肪を代謝する力も低下してしまうので、確実にダイエット成果を出すためにもしっかり摂取することが大切。
ヒスチジンは乳幼児の成長に使われるほか、体内で以下のような働きをする。
またヒスチジンが体内で分解されると、ヒスタミンと呼ばれる神経伝達物質に変わり、以下のような働きをする。
ヒスタミンの摂取量が足りないと、子供の場合は発育不全になってしまう恐れがある。
大人でも皮膚病に罹りやすくなったり太りやすくなったりするので、無理な食事制限をしてヒスタミン不足に陥らないようにすることが大切。またアトピーなどアレルギー疾患のある人は、症状を悪化させる恐れがあるので摂り過ぎに注意しなければならない。