消化酵素のダイエット力を宿す青パパイヤは、炒め物・サラダ・煮物のレシピが最適。
成熟前の青いパパイヤをダイエットに利用することを、青パパイヤダイエットという。青パパイヤには、パパインをはじめとする消化酵素が豊富に含まれる特徴がある。消化酵素が豊富な青パパイヤを食べると、悪玉コレステロール減少、胃の不調を防ぐ、体脂肪の蓄積を防ぐなどの効果を得られる。青パパイヤの食べ方には色々あるが、シャキシャキした歯応えや肉を柔らかくする特徴が活きる野菜炒め・サラダ・煮物のレシピが特におすすめ。
南国フルーツのパパイヤは鮮やかな黄色のイメージが強いが、成熟する前は緑色(青色)をしている。
成熟前のパパイヤは青パパイヤと呼ばれ、パパインをはじめとする消化酵素をたくさん含んでいるという特徴がある。消化酵素をたくさん含む青パパイヤをダイエット目的で食べることを、青パパイヤダイエットという。
青パパイヤのパパインは、血液中に在る悪玉コレステロールを分解して、体の外に捨てる働きをする。
血管を狭くして血の流れを悪くする悪玉コレステロールは、高血圧や動脈硬化の元凶になる。しかし、パパインが多く含まれる青パパイヤを食べることで、血管の健康が保たれて高血圧や動脈硬化に罹りにくくなれる。
青パパイヤには、タンパク質分解酵素のパパインのほか、炭水化物や脂肪を分解する消化酵素も豊富に含まれている。よって青パパイヤを食べると、三大栄養素すべての消化がスムーズに行われるようになり、胃にかかる負担が小さくなる。胃の負担が小さくなると、食べ過ぎによる胃もたれや消化不良が起こりにくくなる。
体のなかには、消化酵素と代謝酵素の2つの酵素がある。
過食すると大量の消化酵素が必要になるので、消化酵素ばかりが産生されようになって、代謝酵素の産生量が足りなくなってしまう。代謝酵素が足りないとエネルギー代謝率が悪くなって、体に余分な脂肪がたまってしまう。
しかし、青パパイヤを食べることで消化酵素が補われるので、代謝酵素の不足を防ぐことができる。
代謝酵素が十分に産生されるようになると、エネルギー代謝率が元通りになるので、体に余分な脂肪がたまりにくくなる。
青パパイヤの食感は大根に似てシャキシャキしているので、野菜炒めやサラダの具材にする食べ方がお勧め。鶏肉と一緒に煮て、醤油やみりんなどの調味料で味付けするレシピもよく紹介されている。青パパイヤを煮物に加えると、タンパク質分解酵素の働きで肉が柔らかくなり、美味しさがアップするメリットがある。
青パパイヤにたっぷり含まれているタンパク質消化酵素のパパイン。パパインは、私たちの体にダイエット効果をもたらしてくれるだけではく、肌の角質や汚れを溶かして美肌に導いてくれるなど、美容的な効果ももたらしてくれます。
nakanakayasenai