夜トマトダイエットは夜にトマトを食べるだけのシンプル・ダイエット。トマトはとても身近な食材ですが、実はお通じをよくする食物繊維、肌を丈夫にするリコピンなど女性を綺麗にしてくれる栄養素がいっぱい!安くて美味しいので長続きしやすい所も魅力です。
夕食と一緒にトマトを食べましょう。そのまま食べる、サラダに入れる、スープにする等どんな食べ方をしてもよいです。使用するトマトは、生のものでも缶詰のものでもOK。もし調理するのが面倒という方は、トマトジュースが手軽でおすすめです。
夜トマトダイエットは、トマトに含まれる「リコピン」がポイント。成果を確実に出すためには、1日に最低15mgのリコピンを摂取する必要があります。なお、生のトマトを利用する場合はできるだけ赤いものを選びましょう。ピンク系のトマトの3倍もリコピンが含まれているそうです。
トマトの目安量
※意外と量が多いのでカロリーが気になるかもしれませんが、トマト1個で約30kcalです。2個食べたとしても約60 kcalにしかなりませんので、安心してください。
継続期間は短くて3ヶ月、理想は6ヶ月です。肌などの組織が生まれ変わるサイクルは約6ヶ月と言われているためです。夜トマトダイエットは今日明日すぐに効果が表れるものではありませんので、根気よく頑張ってください。
夜トマトダイエットを続けると、お通じがよくなり肌が白くなったことを実感する人が多いようです。それはトマトに含まれる食物繊維とリコピンのおかげ。食物繊維が腸を浄化し、リコピンがメラニンの生成を促す活性酸素を消してくれるためです。
成長ホルモンは別名「痩せるホルモン」。そのように呼ばれるのは、成長ホルモンに脂肪の分解や代謝を上げるといった効果があるためです。トマトは、そんな成長ホルモンの分泌を助けるビタミンやミネラルが豊富。成長ホルモンは睡眠中にしか分泌されない物質のため、夜にトマトを食べることで分泌が促されてダイエット効果が得られるというわけです。
トマトは安い・美味しい・調理にあまり手間がかからないのが良いところ。最近は値段が上昇傾向にあるようですが、それでも1個100円くらいで買えます。トマトはスライスしてサラダにしたりスープにしたりと、料理のバリエーションが多い優秀な食材。調理するのが面倒な場合は、洗ってそのまま丸かじりしても美味しいので、長続きしやすいです。
京都大学の最近の研究によると(13-oxo-ODA)と呼ばれる物質をトマトの中から発見し、それをマウスを用いた実験で調査したところ、肥満が誘発する高脂血症や脂肪肝を改善する可能性があると発表されました。トマトはこのようにカロリーも少なく栄養満点の超高機能食材だったのかもしれませんね。
夜更かしや暴飲暴食は控えるようにしてください。夜トマトダイエットの成果をきちんと出すためには、規則正しい生活を送って健康を保つ必要があります。乱れた生活を送っていると、代謝が落ちて痩せにくい体になってしまいますので気をつけましょう。