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ダイエットワード

中性脂肪

皮下脂肪や内臓脂肪は中性脂肪からできている

中性脂肪を増やす原因となりやすい
過剰な脂質・糖質・アルコール

揚げ物とケーキとビールとラーメン

中性脂肪は血液中や皮下脂肪に存在する貯蔵用のエネルギー物質であり、気になる贅肉(ぜいにく)の正体でもある。

中性脂肪はエネルギーの過剰摂取が原因である。

過剰に摂取した脂質糖質などは小腸で分解・吸収されて中性脂肪となり、血液を通して全身に運ばれる。
運動などでエネルギーが必要になると、はじめに血液中のブドウ糖が使われ、ブドウ糖が不足して初めて中性脂肪が使われる。
そのため、中性脂肪が使われずに余ってしまうと、蓄積されて体脂肪になったり、血液中に蓄積されて悪玉コレステロールを増やしたり、悪影響を及ぼすのである。

中性脂肪の特徴と働き

中性脂肪の「中性」について

人間の血液中で中性脂肪と呼ばれているものはトリグリセリドという物質である。
トリグリセリドは酸性の脂肪酸と塩基性を持つグリセロールが結びついたもので、これが中性を示すため「中性脂肪」と言う。

中性脂肪の種類

中性脂肪には、グリセロールにどんな脂肪酸が結合するかによって多くの種類がある。

動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸から作られる中性脂肪は室温で固体であるため、脂肪組織として蓄積されやすい。

一方、植物性脂肪に多く含まれ、ダイエットや健康維持に効果があるとされている不飽和脂肪酸から作られる中性脂肪は室温で油状であるため、脂肪組織になりにくいという特長がある。

注意が必要な内臓脂肪

一見やせて見える人でも、中性脂肪が高い場合がある。中性脂肪は皮下脂肪だけでなく、内臓脂肪としても蓄積されるためである。内臓脂肪は、皮下脂肪よりも健康に悪影響を及ぼしやすいため、注意が必要とされている。

2005年からはメタボリックシンドローム
の診断基準として、「血液中の中性脂肪(トリグリセリド量)が150mg/dL以上またはHDLコレステロール値が40mg/dL未満かどうか」が血清脂質異常の基準として用いられている。

中性脂肪の良い面

悪いイメージが強い中性脂肪であるが、食べ物が摂取できない場合の緊急用のエネルギー源となったり、体温を保つ働きをしたり、内蔵を外部からの衝撃から守る働きがあり、中性脂肪が少なすぎることも良くない。

中性脂肪を減らす方法

中性脂肪の主な原因は食べ過ぎ・飲みすぎや運動不足である。摂取カロリーが消費カロリーを上回らないように、適度な運動を心がけ、腹八分目を心がけると良い。

中性脂肪を減らすには、以下のような4つの方法がある。

1.摂取カロリーを抑える

1500kcalダイエットサムネイル画像

細かいカロリー計算をすることなく、すぐに始められる1週間分のダイエットレシピの紹介。

2.有酸素運動を取り入れる

ピラティスページサムネイル画像

運動が苦手な人でも簡単に始められるピラティスの解説。

3.中性脂肪を理解する

中性脂肪解説ページサムネイル画像

中性脂肪の基礎知識をわかりやすく解説している。

4.中性脂肪を下げる食品を意識して摂取し、中性脂肪を上げる食品を控える

中性脂肪に効く食品ページサムネイル画像

中性脂肪を下げる効果のある食品と上げる効果のある食品を紹介している。

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