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肥満の原因「中性脂肪」 太ってなくても溜まります!

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中性脂肪とは、気になるぜい肉・体脂肪の正体です。ぽっこりお腹も中性脂肪が原因です。
そのため、中性脂肪と聞くと、「太っている人に多い」というイメージがあるのではないでしょうか?
中性脂肪が増えすぎると、脂質異常症や動脈硬化などの悪影響を引き起こします。太ると増えやすい脂肪ではありますが、必ずしも太っている人に多い脂肪ではありません。
最近は、やせていても中性脂肪の多い人が増えています。

10代・20代では「中性脂肪はまだまだ心配しなくて良い」と思っている人が多いようですが、中性脂肪は年齢や体型に関係ありません。若くても、やせていても、注意していかなければならないのです。
中性脂肪は肥満の原因にもなります。
中性脂肪の正しい知識を身につけていきましょう。

中性脂肪

中性脂肪が増えてしまう原因

人が食事などから摂取した脂質・糖質は、エネルギーとして使われます。過剰に摂取した脂質・糖質は、エネルギーとして使われずに余ってしまい、中性脂肪として蓄積されてしまいます。
日々摂取している脂質や糖質は、摂取した分だけ消費しなければ、中性脂肪として蓄積されてしまうのです。

過剰に摂取した脂質・糖質が中性脂肪に

不規則な生活やストレスが中性脂肪をさらに増加させる!!

中性脂肪は、運動によってエネルギーとして消費される量よりも、脂質・糖質の摂取量が上回る場合に増えてしまいますが、過度のストレスや不規則な生活によって、中性脂肪が増えることがわかっています。
過度のストレスや不規則な生活は、体内時計を狂わす原因となり、中性脂肪を増やしてしまうのです。

体の中では「体内時計」によって、1日を周期として、自律神経やホルモンバランスをコントロールしていますが、不規則な生活や過度のストレスがあると、体内時計が狂い、自律神経やホルモンバランスを乱してしまうのです。
自律神経やホルモンバランスは、中性脂肪の分解や生成に大きく関与しているため、バランスが崩れると、中性脂肪が大幅に増えてしまうこともあるのです。

中性脂肪は何のためにあるの?

悪者扱いばかりされる中性脂肪ですが、少なければ少ないほど良いというものでもありません。「中性脂肪が低い」と聞くと、うらやましく思えてしまうかもしれませんが、中性脂肪にも大切な役割があります。

中性脂肪も大切なエネルギー源

中性脂肪は、糖質や脂質によるエネルギーが不足した場合に備えて、貯蓄されています。
そのため、数日食事を摂取しなくても、人は生きていくことができるのです。

体を冷やさないようにする働き

人には、体温を維持する働きがあります。体温が下がりすぎても、高くなりすぎても、人間は生きていけません。その働きをサポートするのが中性脂肪です。中性脂肪が低すぎると、冷え性の原因になってしまいます。

外部からの刺激から内臓を守る

外からの衝撃があっても、多少の痛みで済んでいるのは、内臓脂肪のおかげです。内臓脂肪は、クッションのような役割をして、内臓への衝撃を吸収してくれているのです。

中性脂肪効率良く減らすにはどうしたらいい?

中性脂肪は、食生活の改善や運動で減らすことが可能です。糖質や脂質を摂取したら、その分のエネルギーを運動で消費すれば良いのです。
しかし、極端に食事を減らすなどの無理な食事制限は良くありません。揚げ物を控える、アルコールを控えるなど、体に負担にならないように行うことが大切でしょう。
中性脂肪を効果的に下げてくれる食品や運動をチェックしていきましょう。

中性脂肪を下げる食品とは?

中性脂肪を減らすには、食物繊維を積極的に摂取しましょう。

食物繊維は、ダイエット効果の高い食品であり、老廃物や中性脂肪を吸着して排出してくれます。
食物繊維は大豆食品や野菜、果物、海草などに多く含まれています。毎日取り入れるように心がけましょう。


食物繊維を多く含む食品

分類 食品名 100gあたりの含有量
大豆食品 きなこ 17.1g
おから 11.5g
納豆 6.7g
野菜 ごぼう 5.7g
春菊 3.2g
キャベツ 1.8g
果物 アボカド 5.3g
ブルーベリー 3.3g
キウイフルーツ 2.5g
海草 きくらげ(乾燥) 57.4g
ひじき(乾燥) 43.3g
とろろ昆布 28.2g

お酒は中性脂肪成長剤!飲みすぎに注意!

アルコールも中性脂肪の大きな原因の一つです。お酒に含まれるアルコールの分解は肝臓が行ないますが、アルコールを分解する際に、肝臓で中性脂肪が合成されてしまうのです。

肝臓に中性脂肪が増えすぎてしまったのが脂肪肝です。アルコールの飲みすぎは、中性脂肪を増やすだけでなく、脂肪肝、さらには肝硬変の原因となってしまいます。

ダイエットのためにも、健康のためにも、アルコールの摂取量には注意が必要です。
毎日飲酒する習慣のある人は、休肝日を設ける必要があるでしょう。

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