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ダイエットワード

コレステロール

悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすことが大事

コレステロールを多く含む「たまご」

コレステロールを多く含むたまごのイメージ

たまごの卵黄はコレステロールを多く含んでいる。

コレステロールは血液中に存在する脂質の一種であり、細胞膜やホルモンの原料となる重要な成分である。そのため、不足すると神経伝達がスムーズに行われなくなったり、体に不具合を及ぼしたりしてしまう。

コレステロールには、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)とHDLコレステロール(善玉コレステロール)がある。

LDL(悪玉)コレステロールは動脈硬化の原因となるコレステロールであり、HDL(善玉)コレステロールは余分なコレステロールを取り除いて動脈硬化を予防してくれるコレステロールである。そのため、LDLコレステロールを減らし、HDLコレステロールを増やすことが、健康のために必要である。

LDLコレステロールを減らし、HDLコレステロールを増やすには、運動や食習慣の改善が必要である。コレステロール値の高い人は、肥満傾向にある場合が多いため、太り気味の人は特に注意が必要である。

コレステロールの抑制とダイエット

血液中のコレステロールが高くなるのを抑えるオリーブオイルを積極的に摂取し、健康的にダイエットをする方法として地中海式ダイエットがある。

地中海式ダイエットページサムネイル画像

油脂類を主にオリーブオイルによって摂取している地中海地方の食生活を取り入れたダイエット法の解説。

オリーブオイル解説ページサムネイル画像

LDL(悪玉)コレステロールの低下作用があるとされているオリーブオイルの解説。

オレイン酸解説ページサムネイル画像

オリーブオイルの主成分であるオレイン酸の解説。

コレステロールの摂取量

コレステロールを習慣的に多く摂取していると高脂血症の危険性が高まってしまう。高脂血症は動脈硬化の原因のひとつであり、さまざまな生活習慣病を引き起こす要因とされている。そのため、厚生労働省の食事摂取基準では生活習慣病を予防するための目標量がコレステロールについて定められている。

コレステロールの1日当たり目標量(mg/日)
年齢 性別
男性 女性
0~17歳 設定なし 設定なし
18~29歳 750mg 未満 600mg 未満
30~49歳 750mg 未満 600mg 未満
50~69歳 750mg 未満 600mg 未満
70歳以上 750mg 未満 600mg 未満
妊婦の付加量   設定なし
授乳婦の付加量 設定なし

厚労省「日本人の食事摂取基準」(2010年版)より

コレステロールを多く含む食品の例

コレステロールは以下のようなたまごの卵黄や魚卵などに多く含まれる。また、動物の肝臓にも多く、内臓ごと食べる魚にも豊富である。

コレステロールが豊富な食品
食品名 食品100gあたりのコレステロール含有量
たまご(卵黄) 1400 mg
すじこ 510 mg
ししゃも 290 mg
フォアグラ 650 mg
ピータン 680 mg

コレステロールとメタボリックシンドローム

血液中のコレステロール値はメタボリックシンドロームの診断基準に用いられている。

メタボ診断基準ページサムネイル画像

コレステロール値がメタボリックシンドロームの診断基準としてどのように使われているかがわかる。また、コレステロールの基準値だけでなく内臓脂肪型肥満のその他の基準についても参照できる。

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