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ダイエットワード

体脂肪

【増加にご注意!】でも体脂肪だって悪い作用ばかりではない

体脂肪とは、体に含まれている脂肪のことである。
体脂肪には悪いイメージが先行しているが、「脂肪だから悪い働きをする」「病気を引き起こす」という訳ではなく、脂肪も健康維持のためには必須となる栄養成分なのである。ただ、過剰に摂取したり、体に付きすぎるのは良くない。

体脂肪の種類

体脂肪には、内臓脂肪皮下脂肪血中脂肪などが含まれている。

内臓脂肪

内臓脂肪とは、腸間膜脂肪などの内臓周辺に蓄積する脂肪である。女性よりも男性に蓄積されやすく、生活習慣病に繋がりやすい。
内臓脂肪蓄積によりウエストが85cm以上になると内臓脂肪型肥満となり、さらに高血圧や糖代謝異常、脂質異常のいずれか2つを併発しているとメタボリックシンドローム
となる。

皮下脂肪

皮下脂肪とは、皮下に定着している脂肪である。皮下脂肪は女性につきやすく、ある程度の定着は問題ないとされている。
しかし、皮下脂肪の過剰増加は皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)という肥満の一種となってしまう。

血中脂肪

血中脂肪は血液中に存在する脂質のことで、中性脂肪や遊離脂肪酸、コレステロールなどをいう。血中脂肪は主にエネルギー源として用いられるが、過剰に存在すると全身の脂肪細胞に蓄えられる。また、コレステロールは細胞膜の成分になるため重要だが、過剰な場合は血管壁に付着したりと動脈硬化の原因となる。

体脂肪の働き

内臓脂肪と皮下脂肪には脂肪を溜め込む「エネルギー貯蔵庫」としての働きがある。
内臓脂肪は、食事から摂取した脂肪を素早く貯蓄し、空腹を感じたときに蓄えてあった脂肪を分解し、エネルギーとして使用する。比較的短期間の間に使用するための貯蔵庫である。

皮下脂肪は、食事で取り込んだ脂肪をゆっくりと蓄える。空腹時、エネルギーとしての脂肪分解スピードは緩やかで、脂肪の排出と吸収の割合が小さいため、長期間の貯蔵が可能である。

また、体脂肪は外部からの物理的ダメージを軽減するクッションとして機能し、皮下脂肪は寒さを乗り切るための防寒としても役立つ。

体脂肪の過剰増加により起こる病気

体脂肪が過剰に身に付きすぎると肥満になる。
肥満は、糖尿病などの生活習慣病を始め、胆石症や骨粗しょう症、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクを高めることになる。

皮下脂肪は落としにくいが、内臓脂肪は落としやすいと言われており、普段からの食生活や運動を心がけることが大事である。

体脂肪を減らすためのおすすめページ

【皮下脂肪】下半身太り・減らし方ガイド

落としにくいと言われている皮下脂肪の減らし方を教えてくれる特集ページ。
女性に起こりやすい下半身太りやセルライトなども詳しくご紹介。

【内臓脂肪】たまる原因や自己チェック・減らす方法

男性に付きやすく、比較的落としやすいとされる内臓脂肪の減らす方法をナビゲートしてくれる特集ページ。
内臓脂肪が増えると、リンゴ型肥満と呼ばれる内臓脂肪型肥満になるため、予防を心がけておきたい。

脂肪に効いてくれる特定保健用食品を集めてみた

健康に良い作用のある食品を特定保健用食品という。
トクホの中には、脂肪に効く食品があり、体脂肪が気になる人は食生活に取り入れておきたい。
脂肪に効くトクホを紹介する。

食べるだけで脂肪に効いてくれる食材7選

体脂肪に良いとされる食材を紹介するコラム。
紹介されている7つの食材は、脂肪に良いとされる栄養素を含んでおり、ダイエット効果にも期待される。

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コメント

カロリーSlism「食べた物の栄養とカロリーが瞬時に分かるカロリー計算機」
イズミー
イズミーのこの記事まとめました

ダイエットは体重を落とすことじゃなく、「体脂肪を減らす」ことが大事!

  • 体脂肪の種類

    体脂肪の種類

    体脂肪には、内臓脂肪・皮下脂肪・血中脂肪の三種類がある。「脂肪」と聞くと悪いイメージがあるが、重要な役割を持っている。

  • 体脂肪のはたらき

    体脂肪のはたらき

    体脂肪はエネルギー減として使われる。脂肪のおかげで人間はエネルギー不足になりづらい。しかし、過剰な分は蓄積されて肥満の原因になる。

  • 体脂肪を減らすには

    体脂肪を減らすには

    食事での摂取カロリーが消費カロリーを超えないように注意し、毎日の生活に少しずつ有酸素運動を取り入れる。

 
 
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