脂肪に効いてくれる特定保健用食品を集めてみた
- 2012年2月27日
- 投稿者:小林 ほのか
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特定保健用食品(トクホ)とは、体に良い影響を与える保健機能成分を含む食品。
特定保健用食品に認定されるには、有効性や安全性に科学的な根拠がなければいけないのですが、この科学的根拠のレベルが高すぎるとも言われていますよね…。
そんな国の厳しい審査を受けて認定されているトクホ商品。
少々価格が高いというデメリットはありますが、ダイエットに役立つならば、高いとは感じないかも…!?
脂肪に効いてくれる特定保健食品を集めてみました。
「体に脂肪がつきにくい」食品
「体脂肪が気になる方に」という特定保健用食品は数多くありますが、「体に脂肪がつきにくい」ありがたい特徴を持った食品もあります。
もちろん、たくさん摂取すれば良いというものではないので、目安量を守って摂取することが大切です。
ヘルシーリセッタ
ヘルシーリセッタ
中鎖脂肪酸を含んでいるため、すぐに分解されてエネルギーになるため、体脂肪として蓄積されにくい特徴があります。
中鎖脂肪酸は、一般的な油に含まれている長鎖脂肪酸に比べて、分解されて燃焼するまでのスピードが4倍も早いんです。
エネルギーとして使われやすいので、脂肪になりにくいんですね。
体脂肪になりにくい油ですが、摂りすぎはやはり脂肪になります。
1日当たり14gという目安量を守って摂取することが大切です。
「食後の血中中性脂肪が上昇しにくい」食品
「食後の中性脂肪が上昇しにくい」ということは、摂取した脂肪の吸収を抑えてくれるということ。
脂肪を摂取しても吸収されにくいなんて、ありがたいですよね!!
そんな「食後の血中中性脂肪が上昇しにくい」として認定されている商品は、いくつかあります。
黒烏龍茶OTPP
黒烏龍茶
サントリー「黒烏龍茶OTPP」は、最近は焼肉屋さんなどでも扱っています。
黒ウーロン茶が、焼肉で摂取した脂質の吸収を抑制してくれるんです。
黒烏龍茶OTPPには、ウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)という成分が含まれていて、リパーゼという脂肪を分解して吸収しやすくする酵素の働きを阻害して、食べ物で摂取した余分な脂肪の吸収を抑制し、排出しやすくしてくれるんです。
黒烏龍茶OTPPは、食事の毎に350mlを目安に摂取すると良いとされています。
清祥茶房
清祥茶房
森永製菓から販売されている「清祥茶房」。
「コンビニなどで見かけたことがない」という人も多いと思います。それもそのはず、清祥茶房はインターネットなどで1ケース(28本)で販売されているんです。
清祥茶房には、脂肪の吸収を抑えて中性脂肪の上昇を抑制してくれる「グロビン蛋白分解物」が含まれています。
また、グロビン蛋白分解物には、体内に吸収された脂肪の代謝を促進する働きもあります。
摂取量の目安は、1日1本(200ml)とされています。脂質の多い食事が1日に2食ある場合には、1日に2本飲んでも問題はないようですが、1日1本の摂取でも効果が実証されています。
1度にたくさん摂取すれば良いのではなく、毎日続けることが大切なのですね。
ナップルドリンク
ナップルドリンク
ナップルドリンクとは、エムジーファーマ株式会社で販売されている清涼飲料水です。
ナップルドリンクには、グロビン蛋白分解物が含まれていて、脂肪の吸収を抑制し、吸収した脂肪の代謝を促進することによって、食後の血中中性脂肪の上昇を抑制する効果があります。
ナップルドリンクも「見かけたことがない」という人が多いと思いますが、一部のドラックストアでは店頭で販売されています。近くに販売店がないという人も、インターネットで購入できます。
ナップルドリンクの摂取目安量は、食事の際に1本(50ml)です。食後1時間以内に摂取するのが、最も効果的とされています。
「体脂肪が気になる方に」適した食品
「体脂肪が気になる方に」という商品は、脂肪やコレステロールの吸収を抑制してくれる商品や、脂肪をエネルギーとして利用しやすくしてくれる商品などがあります。
特定保健用食品の中には、体脂肪が気になる人のダイエットをはかどらせてくれる商品が数多くあるので、上手に取り入れたいですね。
2つの働き カテキン緑茶
カテキン緑茶
伊藤園「2つの働きカテキン緑茶」には、茶カテキンが含まれているので、コレステロールの吸収を抑制する特徴があります。
特に、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を低下させる効果があるとされています。
また、2つの働きカテキン緑茶に含まれている「ガレート型カテキン」には、コレステロールだけでなく、脂肪の吸収を抑制する働きもあります。
コレステロールと脂肪の吸収を抑えてくれるから、「2つの働き」なんですね。
また、2つの働きカテキン緑茶は、1日2回食事の際に350mlを目安に摂取します。
<ブレンディ>プラスブラック
ブレンディ プラスブラック
「トクホにコーヒーもあるの!?」という人も少なくないのでは??
ブレンディプラスブラックには、コーヒー豆マンノオリゴ糖が含まれているので、脂肪の吸収を抑制してくれるんです。
食後にコーヒーを飲む人は多いと思いますが、食後のコーヒーが食事で摂取した脂肪の吸収を抑えてくれるならば嬉しいですよね!?
CMなどで「コーヒーオリゴ糖」って聞いたことはありませんか?
コーヒー豆マンノオリゴ糖は「コーヒーオリゴ糖」とも呼ばれているんです。
コーヒーオリゴ糖を含んでいるコーヒーを、1日1回、1週間摂取すると、食べ物から摂取した余分な脂肪が排出されて、血中中性脂肪の上昇が抑制されたという試験結果もあります。
また、コーヒーオリゴ糖には、内臓脂肪を減らす効果や整腸作用、腸内環境を整える効果もあります。
ブレンディプラスブラックの目安量は1日に375ml。食事の際に摂取すると良いです。
ヘルシアウォーター
ヘルシアウォーター
ヘルシアには、「ヘルシアウォーター」だけでなく、「ヘルシア緑茶」や「ヘルシアスパークリング」もありますが、どの商品も茶カテキンを豊富に含んでいるので、脂肪をエネルギーとして利用しやすくしてくれるんです。
ヘルシアに含まれている高濃度茶カテキンには、脂肪を燃焼する働きを持つ「β酸化関連酵素」を活性化するため、脂肪の燃焼量を増加させてくれるんです。
食事で摂取した余分な脂質をエネルギーとして消費しやすくし、さらに、体に蓄積した脂肪もエネルギーとして消費しやすくしてくれるので、体脂肪を減らす効果が期待できるんですね。
1日1本(500ml)が目安です。ダイエットには、運動や食事の改善と組み合わせると効果的です。