皮下脂肪がついているかどうかは、指でギュッとつまんでみれば分かります。
しかし、普通より多いのか少ないのかは、皮下脂肪率を測ってみなければ分かりません。
具体的な数値を見れば、どれくらい落とすべきか目標が定まりますので、ぜひ自己チェックしてみましょう。

皮下脂肪率を自分でチェックするのであれば、家庭用の体脂肪計が便利です。
選ぶときのポイントや測るときのポイント、気になる女性の皮下脂肪率の基準値などを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

皮下脂肪のつき具合は、病院でCTスキャンをしてもらえば一目瞭然ですが、やはり手軽とは言えませんよね。
皮下脂肪は、手軽に、定期的にチェックしたいですよね。家庭用の体脂肪計ならば、自分の好きな時に、手軽に体脂肪をチェックすることができます。

体脂肪計は電気屋、ネットなどで購入することができますが、いろいろな種類がありすぎて迷ってしまいます。一体どんなものを選べばよいのでしょうか？また、皮下脂肪を測るときはどんな点に注意すべきなのでしょうか？

• 値段は２千～１万円と幅広いので、予算に合わせて選ぼう！
• 体重・体脂肪率ほか、内臓脂肪レベルや筋肉量がわかるものを選ぶと健康管理にも役立ちます。
• 毎日できるだけ同じ時間帯に測定しましょう。また、結果をノートなどに記録しておくと変動がわかります。

※部分的に皮下脂肪量をチェックできるミニ体脂肪計も便利！

皮下脂肪率（体脂肪率）が高ければ高いほど、脂肪がたくさんついていることになり、肥満に近くなります。しかし、体脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪があるので、体脂肪の全てが皮下脂肪というわけではありません。
女性は比較的内臓脂肪が蓄積しにくいですが、内臓脂肪が蓄積しないというわけではありません。内臓脂肪は生活習慣病の原因となり、健康に悪影響を及ぼしてしまうため、体脂肪率が高い場合には、自分の脂肪が皮下脂肪なのか、内臓脂肪なのかを確認する必要があるでしょう。

15歳以上の女性の場合は、以下の表を見ると分かるとおり20～25％が適性値となります。この範囲であれば健康的と言えますので、特にダイエットする必要はないでしょう。
あなたは一体どこに当てはまりましたか？

近年、体脂肪計の開発が進み、内臓脂肪をチェックできる体脂肪計も販売されています。
しかし、腹囲を計測することで内臓脂肪が多い内臓脂肪型肥満（リンゴ型肥満）なのか、皮下脂肪型肥満なのかを確認することができます。

腹囲を測定します。へその高さでお腹周りのサイズを測定し、男性の場合は85cm以上、女性の場合は90cm以上の場合に、内臓脂肪型肥満であると判定します。