-
皮下脂肪が溜まっていくと
皮下脂肪は下半身に溜まりやすく、溜まり過ぎると洋ナシ型肥満という肥満に…。エネルギーの過剰摂取には要注意!
-
筋力アップで減量させる
皮下脂肪を落とすには、運動を行うことが効果的である。筋肉が増えると、脂肪が燃焼されやすくなる。
-
適度な皮下脂肪は健康維持に必要
ダイエットをするときには必要ないと思ってしまう脂肪。しかし、熱が逃げるのを防ぐなど、体を守る大事な働きもしている。
下半身太りの原因となる「皮下脂肪」は女性につきやすい脂肪だった!
皮下脂肪とは、皮下組織に付着している脂肪のことをいう。
脂肪といえば、ダイエットの邪魔者である印象を持っている人も多いが、「付きすぎ」でなければ悪い影響を及ぼすものではない。しかし、いったん作られて定着してしまった皮下脂肪は落としにくく、ダイエットでも燃焼しにくい性質がある。
皮下脂肪は、摂取したエネルギーを体内に脂肪として蓄え、運動や空腹のときのエネルギー源として燃焼されるようになっている。さらに、熱を脂肪内に貯める特徴から、熱が体外へ放散するのを防いでくれる。また、母乳を作り出す際の元にもなっている。
皮下脂肪には女性らしい丸みを帯びた体型を作る働きもあるため、ダイエットで過度に減らしすぎることは良くない。ただし、体内に定着しすぎると女性らしい体型も崩れ、病的リスクを高めるというデメリットがあるため、バランスが重要といえる。
皮下脂肪は女性ホルモンの働きによって体内に蓄えられるようになっている。男性より女性に皮下脂肪が蓄積されやすいのは、ホルモンによる影響が大きいためである。
皮下脂肪の増加により、体内に過剰な脂肪が付着するようになると、皮下脂肪型肥満と呼ばれる状態となる。
皮下脂肪型肥満は、洋ナシ型肥満や下半身型肥満などと呼ばれ、脂肪が下腹や太ももなどに蓄積されやすい肥満である。
皮下脂肪を落とすには、カロリーを過剰に摂取しすぎないように食事に気を付けながら、運動を並行して行うことが大切である。
脂肪を燃焼させる効果的な運動は、ウォーキングや水泳、水中エアロビクス、ジョギングなどの有酸素運動である。さらに「無酸素運動」をプラスすると筋力を増強することができ、基礎代謝の向上につながる。
筋肉が増えると脂肪を効率よく落とすことができるだけでなく、基礎代謝量が増加することにより安静にしているときのカロリー消費量が多くなる。
ただし、継続できる運動内容であることも重要となる。
毎日続けられるような運動や強度でなければ、途中で挫折してしまい、リバウンドするリスクが高くなる。リバウンドすると、元の体重や体脂肪率に戻ってしまい、脂肪を落とすことは難しくなってしまう。
皮下脂肪についてより深く知り、効果的な脂肪減量法を試したい方はこちら。
https://slism.jp/featured/hikashibo/
ここでは皮下脂肪の役割や増える原因など、皮下脂肪の知識と一緒に「5つの皮下脂肪対策方法」を紹介している。