豆乳とは、豆腐を作る課程のにがりを加える前の状態である。にがりを加えると、凝固し豆腐となる。
豆乳は、豆乳・調製豆乳・豆乳飲料に大別することができる。
この中で栄養価が高いのは豆乳であるが、栄養価にこだわらず飲みやすいのは調製豆乳とされている。豆乳独特の青臭さが苦手な人も多いが、近年ではフルーツを加えた青臭さの少ない豆乳なども販売されている。
豆乳のカロリーは100ml中46kcal、調製豆乳は64kcal、豆乳飲料は50kcalで低カロリーである。
また、栄養価も高いため、ダイエットに用いられることもある。
ダイエットによく使われている「豆乳」のカロリーや栄養分を紹介したページ。
豆乳で得られる効果
豆乳は大豆を原料として作られるため、大豆たんぱくを豊富に含んでいる。
ダイエット期間中はタンパク質が不足しやすく、ダイエットに重要な筋肉を作り出すことが難しい。しかし、大豆に含まれる大豆たんぱくは不足したタンパク質を補い、血行を促進、基礎代謝の働きを活性化させることができる。
また、豆乳に含まれる、大豆たんぱく以外の大豆成分も健康やダイエット効果を高めてくれる。
大豆レシチン
大豆レシチンは、細胞膜を清浄化する作用があり、血管を丈夫にしてくれる。コレステロールを肝臓に戻し、体外に排出される働きがあるため、生活習慣病の一つである動脈硬化の予防にも役立つ。
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンはポリフェノールの一つで、女性ホルモンであるエストロゲンのような構造をしている。女性ホルモンが足りないと判断すると増やすよう働き、多くなると減らすように作用するといったホルモンバランスを整える働きがある。
大豆サポニン
大豆サポニンには、血液中を流れるコレステロールや中性脂肪などの脂質を取り去り、血液をサラサラにする働きがある。体内の老化を防ぐ抗酸化作用があり、老化を促進する働きや活性酸素などの働きを抑制し、アンチエイジングにも役立つ。
豆乳ダイエットのやり方
豆乳ダイエットとは、食前30分前に豆乳(約200ml)を摂取するだけのダイエット方法である。
食事は3食摂ることと、無理な制限はないため普段通りの食事を摂るという簡単なダイエットと言える。
豆乳ダイエットは、豆乳の働きによる美容効果が期待でき、食欲抑制効果や脂質の吸収を抑制する効果も期待できる。また、脂肪を燃焼する働きもあるが、飲むだけでは燃焼されることはない。運動も忘れずに行うことが大事である。
豆乳ダイエットをもっと知りたい方は
ダイエットスリズムでは豆乳を使ったダイエット方法を二つ解説している。
https://slism.jp/method/meal-tonyu.html
豆乳ダイエットの具体的な方法、効果、注意点など。
https://slism.jp/method/meal-tonyubanana.html
豆乳よりも飲みやすいバナナ味の豆乳を使ったダイエット法。