食べ方に気をつければ太らない食品!ある程度の摂取は大事
上手に活用したい
「チョコレート」
チョコレートダイエットとは、チョコレートを摂取しながら行うダイエット方法である。
ダイエットにとって、チョコレートはどちらかというと「食べてはいけない」、「ダイエットの大敵」というイメージが強い。
確かにチョコレートは糖分やエネルギーなどの高い食品で、コレステロールを増加する作用を持っている。しかし、上手に利用すればダイエットの成功にも繋がるのである。
チョコレートダイエットの実践方法は、1日3回・食事の前に約50gのチョコレートを摂取するというものである。
チョコレートには血糖値を上昇させる作用がある。血糖値が上昇すると満腹中枢が刺激され、食欲が抑制されるようになっている。
事前にチョコレートを摂取し、血糖値を上昇させることで食欲を抑制し、自然と食事の量を減量させていく。
使用するチョコレートは、カカオが70%以上含まれているものが望ましいとされている。だが、過剰に摂取してしまうとカロリーが多くなるため、摂り過ぎないよう注意が必要である。
チョコレートの原料であるカカオには、食物繊維が豊富に含まれており、ポリフェノールの一種であるカカオポリフェノールを主成分としている。
カカオの実
カカオポリフェノールは、動脈硬化などの原因となる活性酸素を抑制する抗酸化物質であり、急激な血圧の上昇抑制やストレス軽減作用、生活習慣病の予防効果などがあると言われている。そのため、カカオポリフェノールは健康を維持するために大切な成分とも考えられている。
さらに、食物繊維がコレステロールの吸収を抑制し、血液内に存在するLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減少させる作用があり、血行を促進し、代謝をアップさせる効果などにも期待できる。
通常、チョコレートのカカオ含有量は3~4割程度のものが殆どであるが、チョコレートダイエットに使用されるチョコレートはカカオの含有量が高いものである。さらに、カカオの含有量が高くなると脂質の量も多くなり、エネルギーも高いものになる。
高カカオチョコレートは、通常のカカオチョコレートに比べるとカフェインやテオブロミン、カドミウムなどの含有量にも差が見られるとの報告もあり、必要以上に摂り過ぎることのないように注意しなければならないのである。
しかし、飼料の2割をチョコレートに置き換えた動物実験においては、置き換えていない飼料を与えられていた動物との体重差はなく肥満も見られなかったという報告もある。
チョコレートを利用して太ってしまったら、どれだけの量をどのように摂取したかを見直してみると良いかも知れない。
以下の記事では、チョコレートを使ってダイエットをすることができる方法が紹介されている。「甘いものは禁止」という方法では、我慢によりストレスを生じるため、ダイエットには悪い影響を与える。どうしてもチョコを食べたい人は量を守って摂取すると良い。
https://slism.jp/communication/convenient-chocolate.html
チョコレートダイエットに使える「機能系チョコレート」の解説。
https://slism.jp/method/meal-chocolate.html
チョコレートダイエットのより詳しい解説である。
https://slism.jp/featured/f-sweets/f-handmade/f-cake.html
低カロリーな手作りチョコレートケーキのレシピ。低カロリーではあるが、食べすぎには注意である。