夜だけゼリーダイエットは短期的に集中してダイエットしたい人にもおすすめのダイエット法です。朝と昼は好きなものを食べて良いのでストレスが少なく、夕食をゼリーに置き換えるだけだからお金も手間もかかりません。成功者が多いことも魅力ですね。
夜だけゼリーダイエットは、夕食をゼリーに置き換えるダイエット法。
朝と昼は食事制限がありません。普段通りに食べても大丈夫です。
夕食は、100kcal以下のゼリーとコップ2杯程度の水を摂取します。物足りなさを感じる場合には、サラダなどのカロリー控えめのメニューを加えても良いです。
最近はコラーゲンやビタミン、カルシウム、アミノ酸などの栄養が含まれているゼリーも多く販売されているので、栄養補給しながらカロリーコントロールができます。
また、寒天ゼリーは食物繊維やミネラルをしっかり摂取できるのでおすすめです。手作りもできますが、カロリーが高くなりすぎないように注意しましょう。
「夜食べ過ぎると太る」「寝る直前に食べると太る」というのは、ダイエッターの常識かもしれません。夕食をゼリーだけに置き換えることは、どんな効果があるのでしょうか。
体内に脂肪を蓄積するたんぱく質「BMAL1」は、夜8時以降になると急に増え始めるため、夜8時以降の食事は脂肪となって蓄積しやすいとされています。
BMAL1は、脂肪細胞が血液中から脂肪分を取り込むのを助ける働きがあるため、BMAL1が多いと脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。BMAL1の数は1日の中で変化しますので、脂肪になりやすい時間・脂肪になりにくい時間があるのです。
BMAL1は夜8時以降に増え始め、深夜2時頃にピークとなります。反対に、最もBMAL1が少ないのはお昼の2時頃です。つまり、深夜2時頃の食事が最も脂肪になりやすく、お昼の2時頃の食事が最も脂肪になりにくいということになります。
夜だけゼリーダイエットは、BMAL1の多くなる夕食を低カロリーのゼリーに置き換えることで、脂肪がつきにくくする効果があります。
ゼリーダイエットのメリットは、ゼリーの形状にもあります。ゼリー状の食品は、脂肪として蓄積されにくいのです。
ゼリー状の食品は糖分の吸収が緩やかです。そのため、血糖値は急激に上昇しません。
血糖値が上がると、インシュリンという脂肪合成を促進するホルモンが分泌されますが、ゼリー状の食品はインシュリンが余計に分泌されることなく、余分な脂肪合成を防ぐことができるのです。
夜だけゼリーダイエットのデメリットには、栄養が偏りやすいということと、噛む回数が減ってしまうということがあげられます。
ゼリーダイエットは、朝と昼の食事で栄養をしっかり取らなくては、栄養不足になってしまいます。
栄養補給のできるゼリーもありますが、それだけで十分とは言えません。
朝・昼の食事の栄養バランスが良くないと、体調を崩す原因になってしまいます。
キレイにやせるためには、朝・昼の食事の栄養をしっかり考慮しなければいけないでしょう。
ゼリーはあまり噛まなくても食べられる食品です。そのため、噛む回数が少なくなってしまいます。
噛む回数が少なくなると、表情筋が衰えやすくなります。表情筋の衰えは、ほうれい線やたるみの原因となってしまいます。
よく噛むことは食べ過ぎ防止になるので、ダイエットのためにも、美容のためにも、朝と昼の食事はよく噛んで食べましょう。