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カフェインとは
天然の食品成分。コーヒーや緑茶に多く含まれ日常的に親しまれている。近年、脂肪燃焼促進効果も期待されている。
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カフェインの効果
カフェインを摂取することにより覚醒効果、利尿作用、リラックス効果が得られる一方で、めまい、不眠症、吐き気等を引き起こすこともある。
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カフェインは妊婦に危険?
カフェインにはカルシウムを排出する効果があり妊婦は注意が必要。1日の摂取量は3~4杯までが望ましい。
脂肪燃焼を増やす効果があり ダイエットにも活用されている成分
カフェインが多いコーヒー
カフェインとは、天然の食品成分の一つであり、コーヒーやココア、コーラ、緑茶などに多く含まれている。カフェインを摂取できる主な食品は、コーヒーとお茶である。
また、カフェインは食品添加物としても利用されている。
リラックス効果が高い
カフェインには、次のような効果・作用がある。
カフェインは、めまい、興奮、不安、不眠症、下痢、吐き気などの急性作用を及ぼす可能性がある。
また、カルシウムの排出を促進する働きがあるため、カルシウムの摂取量が少ない人や、カルシウム摂取が必要となる妊婦などは、カルシウムが不足する可能性があるため、カフェインの摂取には注意が必要である。
一度に多くのカフェインを摂取すると、(急性)カフェイン中毒が起こる可能性がある。一般的な成人で、6.5mg/kg以上のカフェインを60分以内に摂取すると50%の人がカフェイン中毒を起こすとされている。
カフェイン中毒の症状には、緊張や不安、落ち着きがなくなるなどの精神症状や、吐き気・嘔吐・胃痛などの身体症状がある。
また、カフェイン中毒には慢性中毒もあるが、酒やタバコ、薬物などの依存症とは異なる。カフェインを繰り返し摂取し続けた場合に起こる。
煎茶にもカフェインは入っている
主な食品のカフェイン含有量は次の通りである。
食品(飲料)名 | カフェイン含有量(100ml中) |
---|---|
コーヒー | 60mg |
インスタントコーヒー | 57mg |
紅茶 | 30mg |
煎茶 | 20mg |
お茶にはカフェインが多く含まれているが、お茶に含まれているカフェインはタンニンと結合するため、カフェインの効果は抑制される。
カフェインの摂取許容量(摂取しても悪影響が及ばない量)は設定されていないが、世界保健機関(WHO)では、妊婦に悪影響を及ぼさない1日当たりの摂取量として、コーヒーに換算して3~4杯と発表している。
カフェインは、脂肪を分解して脂肪酸にする働きがあり、運動と組み合わせることで脂肪燃焼が増加する。さらに、基礎代謝を高める効果があるとされ、ダイエットに多く活用されている。
https://slism.jp/communication/column-0028.html
コーヒーダイエットの方法、効果、注意点、効果的な飲み方などを詳しく紹介している。
ノンカフェイン飲料
カフェインを含まない代替品やカフェインの量を抑えた商品が多く販売されている。本来含まれているカフェインを取り除いたり、カフェインを添加しない食品を「デカフェ」(またはカフェインレス・カフェインフリー)と言う。
また、コーヒー豆ではなく、たんぽぽの葉をコーヒーのように焙煎して作られた「タンポポコーヒー」などの商品もある。