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スラッとしたモデルに憧れる
モデル体型と聞いてイメージするのは体の脂肪がほとんど無いスリムな姿。モデルの体重を目指してダイエットする女性は多い。
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モデル体重のリスク
服を恰好よく着こなせるスリムなボディーは魅力的だけれど、怖いリスクも知っておきたい。
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健康的な目標体重を
ダイエットは「健康」と「美容」が大事!海外では肉感的な「Lサイズモデル」が地位を確立してきている。
痩せすぎくらいが嬉しい!が女性の本音。でも、妊娠・出産、赤ちゃんにまで影響するって知ってる?
モデル体重とは、一般的に高身長でスリム(痩身)体型で、雑誌などでポーズを決めるモデルのように、標準体重より細身であったり、体脂肪が少ない人の体重を指している。現代は高身長・細身体型の若者が増加傾向にあり、年齢を問わず綺麗なボディラインを維持している女性も少なくない。
現在、海外では「Lサイズモデル」と呼称される、ふくよかな体型のモデルが地位を確立してきている。一方でテレビに映る女優や雑誌やショーで活躍しているモデルの細身体型を美の基準とし、ダイエットに励んでいる人も多く存在する。
モデル体重 = 身長1.55 [m] × 身長1.55 [m] × 19 = 45.6 [kg]
標準体重 = 身長1.55 [m] × 身長1.55 [m] × 22 = 52.9 [kg]
このようにモデル体重(美容体重)と標準体重(健康を維持できる体重)とでは、7.3 kgもの差が発生する。
ここで、モデル体重を求める式に出てくる19、標準体重に出てくる22という値はそれぞれのBMI値を表している。BMIは肥満度を表しており、数字が大きいほど肥満傾向が強くなる。
標準体重の22は普通体重の中央値となっており、19は限りなく低体重に近い普通体重であることがわかる。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査報告(2008年調べ)」によると、20代~30代の低体重化が問題になっている。
低体重の女性が妊娠した場合、胎児の発育に必要な栄養状態を母体内で保つことが困難になる為。
また、BMIが19.5未満の場合も、仮に妊娠中に体重が10kg増加しても、「低出生体重児」の出生割合が高まる。
体重増加を極端に恐れるために、食べ物の摂取を避けるようになり、習慣化してしまう(拒食症)。
また、抑制した食欲を満たすためにドカ食いをした後、嘔吐や下剤で摂取した食べ物(栄養)が吸収されないうちに排出し、体重増加を避けようとする行為(過食症)も並行して現れるケースがある。
こうした摂食障害の症状が深刻化すると過度の栄養失調状態となり、心不全などで死亡するケースも発生している。
https://slism.jp/diet-tool/standard-weight.html
ダイエットスリズムの標準体重計算ツール。身長と性別を入力すれば簡単に自分の標準体重を調べることができる。