食べるのを止められないジャンクフードは、少しずつ回数や量を減らす努力を。
ジャンクフードとは、高カロリーで重要な栄養素を含まない食べ物や飲み物のこと指す。ハンバーガー、フライドポテト、ピザなどがジャンクフードに該当する。ジャンクフードが好物の人や食事の中心になっている人は、肥満や生活習慣病の予備軍と言えるので、食生活の改善が必要。ただし突然絶つとリバウンドしやすいので、徐々に食べる回数や量を減らす、減らしたぶん野菜や果物を増やすなど、少しずつ改善していくことをお勧めする。
ジャンクフードとは、カロリーが高くて、重要な栄養素が少量あるいは全く含まれていない飲食物のこと。
糖分の多いコーラなどの清涼飲料水、脂肪分の多いチーズたっぷりのハンバーガー、塩分の多いフライドポテト、脂肪分も塩分も多いピザなど、一般的に太る元凶と言われている飲食物がこれに当たる。
※ここでいう重要な栄養素とは、ビタミン類、ミネラル類、食物繊維などのことを指す。
ジャンクフードに該当する飲食物は、 ファーストフードであることが多い(ハンバーガーやフライドポテトがよい例)。
そのためジャンクフード=ファーストフードと認識されがちだが、2つの意味は厳密には異なっている。ファーストフードは、短時間で消費者に振る舞えるリーズナブルな飲食物のことを指している。
ちなみにジャンクフードの“ジャンク(junk)”という言葉には、がらくた、価値のないものという意味がある。
高カロリーなジャンクフードばかり飲み食いしていると、肥満になってスタイルが崩れるどころか、メタボや生活習慣病を発症しやすくなってしまう。「日々の食事はジャンクフードが中心」などという偏った食生活をしている人は、健康を守るために、ジャンクフードを食べる頻度を少なくしたり、量を減らしたりすることが大切。
国や地域によって、肥満率は全く違っています。ジャンクフードばかり飲み食いしているアメリカは誰もが予想するとおり、男女ともに第1位。ではアメリカの食生活が取り入れらえている日本も…と思いきや、順位は意外にも!?
近年の研究で、高カロリーなジャンクフードには、タバコや麻薬に似た中毒性があることが判明している。
一度ジャンクフードを口にすると、何日も連続して口にしたくなるのはこのため。
習慣化してしまったジャンクフードの飲食を止めることは簡単でなく、食べる→快感を覚える→さらに食べる、という悪いスパイラルにはまってしまうことが多い。
しかしいきなり完全絶食する、今後一切口にしないと決意する…というやり方は好ましくない。
理由は、好物を食べられなくなったことに対して大きなストレスを感じ、以前よりも消費量が増えてしまう危険性があるため。
リバウンドを防ぐためには、「ジャンクフードを減らしたぶん、野菜や果物の割合を増やす」「ジャンクフードを食べる時は、甘い清涼飲料水でなくゼロカロリーのお茶をお供にする」など、無理なく少しずつ食事内容を改善していくほうが、ダイエット成功しやすい。