脂肪燃焼に必要なカルニチンをたくさん摂れるのはジンギスカン
ダイエット中も食べられるジンギスカン
ジンギスカンとは羊肉を使った焼肉料理のことであり、北海道の郷土料理である。
近年ジンギスカンの健康効果やダイエット効果が注目され、北海道だけでなく全国的にジンギスカンを扱う店が増えてきている。
羊肉は、コレステロールが少なく、含まれている脂肪分はアルファリノレン酸やオレイン酸、DHAなどの不飽和脂肪酸であり、コレステロールを下げる効果や内臓脂肪を減らす効果などが期待できる。
また、アミノ酸が豊富に含まれており、特に脂肪燃焼効果のあるL‐カルニチンを食材の中でも最も多く含んでいる。
羊肉には、マトンとラムがあるが、マトンは生後1年以上の羊の肉であり、ラムは生後1年未満の子羊の肉である。L‐カルニチンはラムよりもマトンの方が多く含んでいる。
https://slism.jp/related_terms/carnitine.html
L-カルニチンの脂肪燃焼効果の解説。どういうメカニズムでカルニチンが脂肪燃焼にかかわっているかが理解できる。
https://slism.jp/method/meal-zingisukan.html
L-カルニチンを積極的に摂取するジンギスカンダイエットの解説。ジンギスカンダイエットと言っても毎日ジンギスカンを食べるというわけではない。
ラムとマトンの100g当たりの栄養素量を示す。
ラムのエネルギーは100g当たり227kcal、マトンは237kcalである。また、ラムには100g当たり80~100mg、マトンは200mgものカルニチンが含まれている。
成分 | ラム (ロース) ラムの栄養成分詳細 |
マトン (ロース) マトンの栄養成分詳細 |
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たんぱく質 | 18 g | 17.9 g |
脂質 | 16 g | 17 g |
オレイン酸 | 5100 mg | 5400 mg |
リノール酸(n-6) | 500 mg | 550 mg |
α-リノレン酸 | 200 mg | 170 mg |
ビタミンB1 | 0.13 mg | 0.06 mg |
ビタミンB2 | 0.22 mg | 0.22 mg |
ビタミンB6 | 0.31 mg | 0.13 mg |
ビタミンB12 | 1.1 μg | 2.0μg |
鉄 | 1.5 mg | 2.3 mg |
亜鉛 | 2.6 mg | 2.9 mg |
コレステロール | 73 mg | 77 mg |
五訂増補日本食品標準成分表より
ジンギスカン以外の羊肉料理は以下のものがあり、豚肉を摂取しないイスラム教圏発祥の料理に羊肉を使った料理が多い。
モロッコ発祥の蒸気が抜ける穴がなく「とんがり帽子」のような形の独特な鍋を使い、羊肉もしくは鶏肉と、香辛料をかけた野菜を蒸し焼きにしたもの、またはその鍋をいう。
日本の屋台で売られているケバブ
中東地域で供されている、肉類(特に羊肉)をローストして調理する料理の総称。日本ではトルコ風のシシカバブーが有名であり、日本版シシカバブーは羊肉でなく鶏肉や牛肉が主に使われている。
デュラム小麦の粉を「粒状にしたもの」もしくはそれを蒸し、肉や魚、野菜などを煮込んだものを上からかけた料理のこと。北アフリカから中東で発祥し、現在、ヨーロッパやブラジルなど世界に広まっている。元々イスラム教圏の食文化のため、豚肉を用いることは無く、肉は羊肉が最も多く使われる。
マトンと野菜を炒め、蒸した太めの中華麺に加えた長野県伊那地方特有の麺料理。スープがあるものとないものがあり、ラーメンにも焼きそばにも分類できない独特の料理である。1950年代、伊那地方は羊毛生産が盛んであったため、牧羊のマトンが利用されて開発された。
こんにちは。楽しく読ませてもらいました。このブログを今後も参考にさせてもらいます。ありがとうございました。