ダイエットの食事制限で必ず生じるのが栄養の偏りです。食事制限で欠乏しやすいビタミンやミネラルを1食分シリアルに置き換えるだけで補うことができます。シリアルの整腸作用で腸内環境が良好になり便秘を解消する効果がある為、ダイエット効果UPに期待できます。
シリアルダイエットは、1食または2食分をシリアルに置き換えるダイエット方法です。多くの場合は朝食のみ、あるいは昼食か夕食どちらかと組み合わせて行われているダイエットです。
シリアルは、朝食を摂る時間が無く、よく朝ごはんを抜いてしまう場合や、つい食べ過ぎてしまう間食に摂るようにすると良いでしょう。
シリアルダイエットを始めるにあたって、シリアルは牛乳などを加えなくても美味しいので、そのまま食べてもOKです。
しかし、フルーツや牛乳を同時に摂り入れると、栄養面がグッと良くなります。牛乳を用いる場合は、シリアル30~40gに対して牛乳200mlを注ぎます。
牛乳のカロリーが気になるという方は、豆乳やヨーグルトを用いても美味しくいただけます。
一種類のシリアルでは単調になってしまい、飽きてしまったり、健康に効果があるものでも味がイマイチだったりして続かない場合があります。
そのような場合、どうダイエットを継続するかというと、フルーツ系のシリアルをブレンドして味に変化をつけてみましょう。そうすることで、味に甘みやフルーツのビタミンが加わって美容面にも良い影響が見られそうです。
シリアルの原料は穀類からなり、栄養面にとても優れた食品です。そのため栄養バランスの偏りがちなダイエットに用いても、シリアルが不足ぎみの栄養素を補ってくれるという嬉しいオプション付きなのです。
シリアルは小麦/玄米/とうもろこし/オーツ麦(燕麦:えんばくとも呼ばれます)などの穀類を主原料としているため、穀物に含まれている食物繊維やミネラル/ビタミンなどを同時に摂り込むことができます。食物繊維たちが体内のバランスを整え、便秘などを改善してくれる整腸作用などの役割があります。腸内環境を整えて、健康的なダイエットをしていきましょう。
※シリアルダイエットについてですが、現在ではダイエット用に開発されたシリアルなども多く販売されており、店頭などで販売されているシリアルとではダイエット効果が異なる場合があります。
シリアルの中でもチョコ系シリアルやフルーツ系シリアルは、甘くいだけでなく、カロリーの高いただのお菓子と同様になってしまうことがあり、逆に体重の増加が見られる場合もあるので摂り過ぎには注意しましょう。
単品で食べ過ぎると太ってしまう可能性もありますが、味のアクセントに用いると栄養バランスがよくなりますので、コーンフレークにチョコレート系シリアルを加えるなどの工夫をすると良いと思われます。
また、シリアルダイエットは効果が数字に表れるまで少し時間がかかるので、根気が必要になるかと思います。しかし、ダイエットは無理なく楽しく続けるのが大切です。今ではシリアルのバリエーションも増えて様々な味が楽しめるので、毎回違うシリアルを試しながら行うと長く続けられるのではないでしょうか。