いつも満腹感が得られるまで食べてしまう人や、食べ過ぎてしまう人にとっておきの食材が蕎麦です。なんといっても低カロリーで、食物繊維が豊富!腹持ちも良く、お通じも良好です。お通じが良いと肌の調子も良くなるかも!?
ダイエットを始めると食事制限が辛い・・・、お腹が空いて食べてしまう・・・などの理由で挫折してしまう人も多いのではと思います。
ダイエットはしたいけど、過食をセーブするくらい満腹感があり、腹持ちの良さや太らないように消化の良い食べ物があればダイエットは成功するかも、とダイエッターたちの声が聞こえてきそうです。ダイエッターの皆さんに、一度オススメしたいのが「蕎麦ダイエット」です。
そばダイエットは、置き換えダイエットに含まれる方法です。人により置き換えるのが朝食や夕食の1食だけというように変わってきますが、1日3食のうち、2食または1食を蕎麦に置き換えます。
そば自体のカロリーが低いため、盛りそばなど蕎麦だけの味を楽しめるものであれば、1食の摂取カロリーを低くすることができます。
「1食を蕎麦のみにすると健康面って大丈夫?」というように栄養不足が心配されますが、蕎麦は主食なのを忘れてはいませんか?
さすがに蕎麦だけだと栄養の偏りは否めません。しかし、食事の際にタンパク質や他の栄養素が摂れる食材を一緒に摂ると、栄養の偏りが少しは解消されるのではないでしょうか。蕎麦に納豆や山菜などを加えた蕎麦であれば、急激なカロリー上昇はないと思います。しかし、天ぷらなどの油を使った食材の組み合わせはカロリーを高めてしまうので注意しなければなりません。
※ダイエット成功後、蕎麦ではなく米を主食とした食事に戻るとリバウンドの可能性があるので、注意してください。
ダイエットに向いている食材と言われる蕎麦ですが、効果は体重の減量だけ?・・・ではありません。
蕎麦に限ったことではないですが、食材には多くの栄養素が含まれていますよね。もちろん蕎麦にも栄養素は多く含まれています。その中でも最も多く含まれ、ダイエットに重要なのが「ルチン」と呼ばれる栄養素です。なんと、このルチンには体の錆を防ぐ効果があるのです。
ポリフェノールという成分はご存知ですよね。そう、カカオやワインに含まれている成分のことですね。ルチンはポリフェノールの一種で、血管を強くする働きがあります。血管の中でも毛細血管に作用し、高血圧や脳内出血などの疾患を予防する働きがあります。
また、ポリフェノールの一種ということは抗酸化物質でもあるということです。体の中でシミやシワなど老化を促進する活性酸素を抑制する抗酸化作用、つまりアンチエイジング効果があるのです。
ルチンは1食の蕎麦から十分に摂取されると言われています。ルチンの他にも、摂取した脂質などの代謝を促す栄養素が多く含まれており、ダイエットに丁度良い健康食品と言えるのではないでしょうか。
蕎麦ダイエットで、少し手間がかかるなと思うのが、蕎麦を茹でるという動作ではないでしょうか?
また、蕎麦でダイエットが成功するなら、そばを茹でて、ゆで汁を捨ててしまっている人は居ませんか?捨ててしまっている人が居れば、それはNG行為です!ゆで汁には、ダイエットの元が凝縮されているため、捨てずにそば湯として飲むのが効果的ですよ。
蕎麦のゆで汁には、アンチエイジング効果のあるルチンやビタミンB郡がソバから多く溶け出しています。栄養を含んだ茹で汁をそば湯として摂り入れれば、ダイエット効果が向上するかも知れません。また、そば湯を飲むときの割合で、蕎麦つゆが多いと塩分が高くなってしまうので要注意です。お蕎麦屋さんで出てきた場合は、蕎麦つゆ全部を飲まないようにし、自宅で飲む場合は加減しましょう。
お通じを良好、女性に嬉しいアンチエイジング効果が得られるのは、蕎麦+そば湯ですよ。ゆで汁は捨てずに、ダイエットに利用してしまいしょう!