甘味料のソルビトールのカロリーは、砂糖の約65%なのでダイエットに有効!
ソルビトールは、飲食物に甘さをプラスする甘味料の1つ。スクロースよりも甘さ控えめで低カロリー、さらに虫歯予防もできる特性をもつため、シュガーレスを謳ったお菓子などに利用されている。ソルビトールは保水力にも優れており、化粧水や便秘改善薬の成分にも利用されている。ソルビトールはダイエット、肌の保湿、便秘解消に有効だが、摂り過ぎるとお腹を下しやすくなる一面もあるので注意。
ソルビトールとは、食べ物や飲み物に甘さを加える甘味料の一種。
グルコース(ブドウ糖)から合成できるが、海藻、ナシ、リンゴ、ドライプルーンなど天然の食物にも存在している。なお食品添加物や医薬品成分などの用途で合成されたソルビトールは、D-ソルビトールと表記される。
ソルビトールの甘味度はスクロース(ショ糖、砂糖)の半分程度しかない。
しかしスクロースよりも低カロリーという特長があるため、シュガーレスを謳ったガムやキャンディなどのお菓子に入れられるなど、ダイエットシュガーとして利用されている。
※ソルビトールのカロリーは1gで2.6kcal、スクロースのカロ リーは1gで4.0kcal。
“シュガーレス”と表記されているダイエット食品。砂糖が入っていないから太る心配がない…というイメージですが、実は糖類ゼロではないんです!ダイエッターなら必ず知っておきたい、シュガーレスの正しい知識。
ソルビトールはキシリトールほど強力ではないが、虫歯を防ぐ効果を有している。
またソルビトールは水分を保持する力にも優れるため、肌の潤いを保つ成分として化粧水に使われたり、便を柔らかくしてお通じを良好にする下 され ている。
ダイエット食品、化粧品、医薬品と用途の広いソルビトールだが、副作用など危険性を心配する声もある。
イタリアで健康被害のニュースが報道されたためだが、度を超した量の摂取と、ソルビトール以外の物質の過剰摂取が原因と判明しているため、普通に食事で摂る・適量摂取であれば、健康を害する心配はない。