プロテインとはタンパク質のことだが、プロテインと言う場合、食品に含まれるタンパク質ではなく、プロテインサプリなど栄養補助食品のことを指している場合が多い。
タンパク質の推奨量を肉や魚など食品から摂取しようとすると、脂肪も含まれるためカロリーオーバーしてしまいやすいが、プロテインならば成分はタンパク質のみなので、カロリーオーバーを防ぐことができる。
プロテインを摂って筋肉を増量し、基礎代謝アップやそれによるダイエット効果を得たい場合、運動終了後の45分間のタイミングが最適とされる。
プロテインサプリなど栄養補助食品のタンパク質のこと
プロテインとは、平たく言うとタンパク質のこと。
ただし食べ物に含まれている状態でのタンパク質ではなく、粉末状に加工されたプロテインサプリメントなど、栄養補助食品(健康食品)のことを指して言われる場合が多い。
成人男性は60g、成人女性は50gの摂取が望ましい
人間の体を構成している物質のうち約70%は水で、約20%はタンパク質と言われている。
タンパク質は筋肉、内臓、爪、髪の毛、血液のヘモグロビン、ホルモンなど重要な組織の材料になる栄養素であり、成人男性では1日に60g、成人女性では1日に50gを摂取して補うのが望ましいとされている。
プロテインなら脂肪を含まないのでカロリー過多になりにくい
タンパク質を多く含有する食べ物として、肉、魚、卵、豆、乳製品が挙げられる。
しかし、これらはタンパク質のほか脂肪も含有しているので、推奨量を満たすために食品から摂取しようとするとカロリー過多になってしまいやすい。
しかし、プロテインならば成分はタンパク質のみであり、脂肪は含まれないため、カロリー過多になりにくく、健康向上のほかダイエット目的での利用にも適している。
上手く取り入れると、筋肉量が増えて基礎代謝が高まる
日々の食生活にプロテインを上手く取り入れると、筋肉量が増えて基礎代謝を高めることができる。
基礎代謝が高まると、脂肪を燃焼する能力も高まるので、脂肪がたまりにくい体になり、また肥満を解消できるようになる。
つまりプロテインを利用することは、ダイエットの成功率を高めることにつながる。
プロテイン=マッチョになる薬、と考えている人も少なくないのでは?
プロテインは筋肉ムキムキになる…じゃなく、健康維持に役立つ栄養素、ほっそりボディになりたいダイエット女子にも最適な栄養補助食品というのが正解なんです!
プロテインダイエットとプチシェイク。
両方ともダイエッターに人気の商品ですが、一体どちらがダイエット食品として優秀と言えるのでしょうか?
値段、味、栄養価etc、双方のいろいろな要素を比べて検討してみました。
プロテインには、ホエイプロテインやカゼインプロテインなど多くの種類があります。即効性の有無、効果的な摂取タイミングなど性質もさまざまですから、自分のダイエット目的と照らし合わせて、最適と判断できるものを活用するようにしましょう。
摂取のベストタイミングは、運動終了後の45分間
より効果的に筋肉を増やしダイエットにつなげるために、プロテインを摂取するベストタイミングを知っておくとよい。
具体的には、運動を終えた後の45分間のうちに摂取するのが良いと言われる。
このタイミングでプロテインを摂ると、筋肉に届くアミノ酸の量が通常の3倍にもなるため、効果的に筋肉を増量できるとされる。
ちなみにアミノ酸は、タンパク質が最少単位まで分解された状態であり、筋肉に届けられると再びタンパク質の形態に戻って筋肉の材料となる。
健康向上のため活用するなら、就寝前と朝食時がベスト
健康向上のためにプロテインを活用する場合は、就寝前と朝食時がベストタイミングとされる。
就寝中は筋肉を増やす成長ホルモンの分泌が盛んになるので、就寝前に摂っておくと、よりプロテインの効果が高まる。
また朝食時に摂ると、前日に消費したエネルギーを効率的に補充できるので、その日1日を活動的に過ごすことができる。
ただし、タンパク質は代謝しきれないと体内で脂肪に変わってしまう性質がある。
サプリメントのプロテインも同様なので、太りたくないならば摂りすぎに注意しなければならない。