炭酸水

炭酸水とは、炭酸ガス（二酸化炭素）がたくさん詰まった水のこと。コーラやサイダーなど、炭酸飲料の原料に利用されている。炭酸水には、食品添加物以外の用途もある。炭酸水の二酸化炭素は、血流を良くし肌の汚れを吸着する作用があるので、頭皮ケアやニキビケアにも用いることができる。ほかにも炭酸水は腸を刺激して便秘を解消する、お腹を膨れさせて過食を防ぐ、乳酸に対抗して筋肉疲労をとってくれるなど、多くの働きをする。

炭酸ガス（二酸化炭素）入りの水のこと

炭酸水とは、飽和の限界以上まで炭酸ガス（二酸化炭素）を溶け込ませた水のこと。
家庭で作る方法は、専用の炭酸水メーカーを使う、ペットボトルに重曹とクエン酸を入れて水を注ぎ込むなど。

炭酸水は口の中に入れると、シュワシュワとした刺激やそれによる爽快感を感じられる特徴がある。
その特徴は、コーラやソーダ・梅酒など炭酸飲料に活かされている。主な用途は炭酸飲料の添加物だが、以下のように効能豊かなため、添加物以外の用途でも利用されている。

頭皮ケアやニキビケアができる

炭酸水の二酸化炭素には、血管を拡張し血液の流れを良くすることで肌の新陳代謝を盛んにしたり、肌の皮脂汚れや角質汚れを取り込んだりする効果があるため、頭皮ケアやニキビケアに役立つ。

腸を刺激して便秘を解消する

炭酸水を飲むと、炭酸水の炭酸ガスが腸を刺激するので、蠕動運動が盛んに行われるようになる。
腸の蠕動運動が盛んになると、腸内の便が移動して排出されやすくなるので、便秘を治すことができる。

満腹感が得られやすくなる

炭酸水を飲むと、炭酸水の炭酸ガスの効果で胃が膨れるため、少な目の食事でも満腹感を得られやすくなる。
炭酸水にはほとんどカロリーはないので、たくさん飲んでも脂肪に変わって太るような心配はない。

筋肉の疲労を癒してくれる

ハードな運動をして筋肉を酷使すると、乳酸が増えて体液や血液が酸性に傾き、筋肉疲労が生じるようになる。

ダイエットに活用するなら500mlは飲もう

炭酸水で腸の蠕動運動が盛んになると、食欲がアップするので、逆にダイエットの障害になってしまう可能性も。これを防ぐには、たっぷりの量を飲んで食欲よりも満腹感を先立たせてしまうとよい。500mlも飲めば、十分な効果を得られると言われている。