美しくスリムに! お酢に秘められた4つのパワー
- 2011年4月8日
- 投稿者:二拾七
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健康・美容・ダイエットに、高い効果が期待できるとされ、注目されているお酢。多くのお酢ドリンクを扱うビネガーバーも増えています。
今やお酢は、調味料としてだけではなく、健康食品や飲み物としても扱われるようになり、お酢のサプリメントなども販売されています。
お酢は、ビタミンやアミノ酸、ミネラルを豊富に含み、栄養機能食品として販売されているものも数多くあります。健康効果だけにとどまらず、ダイエットや美容にも効果があり、女性に大変注目されている食品です。
お酢がもたらす4つのダイエット効果
お酢には、クエン酸・コハク酸・リンゴ酸・アミノ酸などの有機化合物、ビタミン・ミネラルなどが含まれています。脂肪を燃焼しやすくし、新陳代謝を高める効果があるので、太りにくくやせやすい体質を作れます。さらに、シミやシワ、くすみを防ぐ効果や、ダイエット中に起こりやすい肌荒れも防ぐ効果などが期待できます。
「美しくやせたい」という女性の願いを叶えてくれるのが、多くのパワーを秘めているお酢なのです。
やせやすい体質を作る クエン酸パワー
お酢にはクエン酸という有機酸が豊富に含まれています。疲労回復効果が高く、レモンや梅干にも含まれている酸味(すっぱさ)の成分です。
クエン酸には、エネルギーを作り出す「クエン酸回路」の働きを活性化する効果があります。クエン酸回路では、摂取した脂肪や糖質を分解・燃焼することにより、エネルギーを作り出します。
つまり、クエン酸回路を活性化するということは、脂質や糖質の代謝を促進し、脂肪として蓄積することを防ぐことになるのです。
また、クエン酸回路には疲労物質である乳酸を分解する効果があります。クエン酸回路の働きが活発になることで、乳酸を減らし、効率良くエネルギーが得られるので、疲れを癒し、疲れにくい体質を作ることもできます。
アミノ酸が脂肪燃焼を促進!
アミノ酸には、リパーゼという脂肪燃焼に関わる酵素を活性化する働きがあります。
アミノ酸を摂取することにより、リパーゼの働きが活発になって、蓄積された脂肪の分解を促進することができるのです。
運動を始めてから、脂肪が燃焼するまでには約20分かかりますが、アミノ酸を運動前に摂取することにより、通常よりも短い時間で脂肪が分解され、燃焼させることができます。
アミノ酸を摂取してから運動した方が、より多くの脂肪を燃やせるのです。
より高いダイエット効果を得るには、アミノ酸の摂取に加えて、有酸素運動を行なうと良いでしょう。
血糖値の上昇を抑えて 脂肪の蓄積を抑制
お酢には酢酸という成分が含まれています。酢の独特なにおいの成分が酢酸です。
この酢酸には、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあり、糖質が体脂肪として蓄積されるのを防いでくれます。
「血糖値の上昇を抑える」効果のある食べ物や飲み物が販売されていますが、血糖値の上昇が抑えられるとどんな効果があるのでしょうか?
血糖値が上昇すると、インシュリンというホルモンが過剰に分泌されます。インシュリンは上昇した血糖値を下げるために糖をエネルギーに変えますが、使いきれない糖は体脂肪として蓄積してしまいます。
「血糖値の上昇を抑える」とは、急な血糖値の上昇を抑えるということです。おだやかに血糖値が上昇することで、インシュリンの分泌を抑えることができ、脂肪の蓄積を防ぐことができるのです。
お酢は血糖値の上昇を抑える働きがあり、体脂肪が増やさない効果ある ダイエッターにはうれしい食品だと言えるでしょう。
尿の健康は美しく健康的な体に欠かせない
現代の食生活は、酸性傾向が強く人間から排出される尿も酸性になりやすいとされています。肉中心の食事、インスタントや加工食品の摂取が原因となっています。
「体から排出される尿が酸性に傾く」とは、体が酸性になるわけではありませんが余分に酸性の食品を摂ることで、それを尿として排出することになり、冷えや肩こり、免疫力の低下、肌トラブルなどの原因になります。
酢は消化した際にアルカリ性の特性を持つ食品であり、新陳代謝を高めてくれます。そのため、利尿作用が活発になり、老廃物が排出され、むくみ解消効果や美肌効果も期待できます。
摂取する食べ物が酸性の傾向にならないということは、健康にも、美容にも、ダイエットにも大変効果的なのです。
お酢選び どうしたらいい?
お酢の健康効果やダイエット効果の高さから、多くの種類のお酢が販売されています。
飲みやすさを追求したものや、さらに栄養素を配合しているもの、玄米から作られたものもあれば、フルーツから作られているものもあります。
種類によって栄養素の含有量も違うので、得られる効果も違い、飲みやすさも大きく違ってきます。自分に合ったお酢を、継続して飲むことが大切です。
黒酢・リンゴ酢・もろみ酢・香醋の特徴をチェック!
お酢にはたくさんの種類がありますが、特に人気のある黒酢・リンゴ酢・もろみ酢・香醋(こうず)の違いをチェックしましょう。
黒酢
玄米を原料とし、クエン酸・アミノ酸を多く含み、料理にも利用しやすいまろやかなお酢です。お酢が苦手な人には黒酢サプリメントもあり、手軽に摂取できます。
リンゴ酢
最も飲みやすく、ジュースの感覚で摂取できるリンゴ酢。クエン酸やアンチエイジング効果の高いリンゴ酸を含んでいます。甘味料が含まれているものあるので注意が必要です。
もろみ酢
商品によって違いはありますが、クエン酸の含有量が最も多い、焼酎や泡盛を原料としたお酢です。沖縄産の泡盛を原料としているものには「琉球もろみ酢」と記載があります。
香醋
中国で作られた黒酢に似たアミノ酸を豊富に含んでいるお酢です。黒酢よりも酸度が高く、特有の香りがあります。
お酢を飲むタイミングは?
お酢は多くのダイエット効果や健康効果が期待できる食品ですが、酸が強く、そのまま飲むと胃腸を痛めてしまいます。食後に水で薄めて飲みましょう。(中には、そのまま飲めるストレートタイプもありますので、飲み方を確認するようにしましょう。)
自己流で酢ダイエットしていて不安だったけどこれで大丈夫とても参考になりましたありがとう