産後太りとは、出産が終わっても体型が元通りにならないことや、更に太ってしまうことをいう。骨盤の歪みや緩み・不健康的な食生活・運動不足の3つが、産後太りの3大原因とされている。産後太りは、正しい産後ダイエットを行うことで解消することができる。産後ダイエット法には色々なものがあるが、骨盤を正しい位置・形に治す骨盤矯正が特に効果的と言われている。
出産を終えても体型が戻らない、または更に太ってしまうこと
産後太りとは、妊娠中にボリュームが増したり崩れたりした体型が、出産が終わっても元通りにならないことをいう。また出産を終えた後に、出産する前よりも脂肪や体重が増加してしまうことも、産後太りという。
骨盤の歪み・緩み、不健康的な食生活、運動不足が3大原因
産後太りは、骨盤の歪み・緩み、不健康的な食生活、運動不足の3つが大きな原因と言われる。
骨盤の歪み・緩みについて
骨盤は出産に向けて、産道を広くするために靭帯がゆるんで外側に開いてゆくが、出産が終わってもすぐ元の位置・形に戻るわけではなく、2~3ヶ月の期間をかけて少しずつ戻ってゆく。
しかし自然に元の正しい位置・形に戻ることは難しく、歪みのある状態で固まってしまう場合が多い。
骨盤の周りの靭帯が、緩んだまま締まらなくなってしまうこともよくある。
骨盤の歪み・緩みを治さないでいると、内臓が落ちて下腹が出る、お尻が下垂する、骨盤のまわりに贅肉がついて尻が大きくなるなど、体型が崩れてしまう。見た目が悪くなるほかにも、むくみ、冷え、便秘、尿漏れ、痔、子宮脱など、さまざまな体の不調の原因になる。
不健康的な食生活について
出産後は子育ての忙しさから、健康的な食生活を保てない人も少なくない。
食事時間が不規則になる・食事内容が適当になるなど、不健康的な食生活を続けることは、広く知られているとおり、太る最大の原因となる。
運動不足について
同じく、出産後は子育ての忙しさから、十分な運動時間を確保できなくなる人が少なくない。
運動時間が減ると、エネルギーの消費量も減ってしまう。消費されずに余ったエネルギーは、脂肪となって体に蓄積される。
産後太りの効果的な解消法は、骨盤矯正
産後太りは、正しい産後ダイエットを行うことで解消することができる。
特に効果的な解消法は骨盤矯正とされており、開始するタイミングは産後2~3ヶ月後が最適と言われている。
骨盤矯正は、専用の骨盤矯正ベルトの利用や、ネットで紹介されている骨盤矯正ストレッチなどにより自分で行うことも可能だが、正しいやり方で行わないと、効果を得られなかったり、ケガをしたりする恐れがある。骨盤矯正は、整体師など専門家の指導を受けながら行うのがもっとも安全で確実と言える。
産後ダイエットを成功させるためには、脂肪が減りやすい時期に行うこと、骨盤のゆがみを治す骨盤矯正も取り入れることなど、5つのポイントを守ることが大切です。
出産後にぐっと増えてしまった体重。一刻も早く元通りにしたい気持ちは分かりますが、適当な時期に行っても大きな成果は得られません。産後ダイエットの絶好タイミングは、産後6ヶ月間と覚えておきましょう。
骨盤の歪みが正される骨盤矯正を行うと、下半身がシェイプアップされる、バストやヒップが持ち上がるなど、嬉しいダイエット効果をたくさん得られます。骨盤矯正は産後ダイエットにもなるので、出産したら一層太ってしまった…という女性にもお勧め!