膿排出の効能をもつことで有名な『なたまめ茶』に、メタボ解消の効果も!?
なたまめ茶は、東南アジアなどに生息するなた豆を原料とするお茶。なた豆のカナバニンという成分に、膿排除の効能があるため、蓄膿症、歯槽膿漏、痔ろうなどの病気に治癒効果を発揮する。また、なた豆のコンカナバリンAという成分には、免疫の働きを正常にする効能があるため、花粉症などのアレルギー疾患症状に有効。他にもなたまめ茶を飲むと、口臭、腎臓病、便秘、にきび、メタボ、リウマチの改善効果を得られると言われる。
なた豆は、東南アジアなどの熱帯地域で採れる豆で、豆を包む莢が鉈のような形状をしている特徴がある。
この豆から作られるお茶のことをなたまめ茶といい、漢字では“刀豆茶”と表記される。なお、なた豆には赤と白の2種類があり、前者から作るお茶は“赤刀豆茶”、後者から作るお茶は“白刀豆茶”と呼ばれ区別されている。
なた豆は、膿取り薬や毒出し薬などと呼ばれるほど豊かな効能をもつため、昔から漢方生薬や民間療法に用いられてきた歴史をもつ。なた豆から作られるなたまめ茶もまた効能豊かなので、健康茶として人気が高い。
なたまめ茶の原料のなた豆には、カナバニンという特徴的な成分が含まれている。
カナバニンには体の膿を取り除く効能があるため、なたまめ茶を飲むと、副鼻腔炎(蓄膿症)、歯槽膿漏、痔ろうなど、膿がたまる病気が治癒すると言われている。
虫歯菌の感染が原因で、副鼻腔炎を起こしている人がなた豆茶を飲んだところ、飲んだ人のおよそ8割に副鼻腔炎の治癒成果がみられたという実験報告もある。
なたまめ茶のもう1つの特徴的な成分、コンカナバリンAには免疫機能を正常化する効能がある。
免疫機能が正しく働くようになると、花粉症、アトピー、喘息など、免疫機能の異常を原因とするアレルギー病症状が改善されるようになる。
なたまめ茶を飲むと、他にも以下のような効能・効果を得られるとされる。