フラフープとは、玩具会社"Wham-O"が持つ「商品名」、「登録商標」であり、『フープ』と呼称するのが通常である。
18世紀前半、フラダンスとフーピング(フープを回すこと)が似ていることから、『フラ』に『フープ』を合わせて誕生したのが『フラフープ』。遊具として、またはダイエットやエクササイズ(健康促進)の為に使われる。プラスティックで出来た輪状のものであり、輪の中で自分の体や腕、脚などさまざまな部位を軸にし、回して使用する。
日本には1958年にアメリカから上陸し一大ブームとなったが、「腸捻転」など、フラフープにより内臓疾患を発症したと云う事例が発覚し、厚生省が健康障害とフラフープの関連性を検討する事態になった。急速にブームは去ったが、その後、フラフープがこれらの症状に影響しているという科学的根拠はないことが判明した。
フラフープのダイエット効果
遊び、ダイエット、運動(健康促進)に効果があり、5~10分間、継続して行うことにより、ウエストや二の腕などの引き締め効果がアップする。 脂肪の燃焼をサポートする酸素を多く取り込む有酸素運動であり、カロリーも消費される。
また、フラフープの実践により、腹部の筋肉の深い部分(インナーマッスル)が鍛えられ、下垂している内臓などを元の位置に戻すことができると言われている。水平に回すために腹筋などの腰回りの筋力が強化され、骨盤の位置を矯正し正しい姿勢を保てるようになる効果もある。
https://slism.jp/method/sports-hulahoop.html
フラフープをすることで腰のクビレを作り出す「フラフープダイエット」の解説。方法やメリット・デメリットなど。
二の腕など局所的なシェイプアップ効果をあげる使い方
- 二の腕
手を頭より上にあげて回す。(上腕三頭筋を鍛える)
- バストアップ
手を頭より上にあげて回す。(大胸筋を鍛える)
- ヒップアップ
足を肩幅に開き片足を前に出して腰を前後させる。(大臀筋を鍛える)
- ウエスト
腹筋に力を入れながら(引っ込める感覚)回す。(腹筋・背筋を鍛える)
- 太もも
両足を揃えて太ももの上で回す。(ウエストで回して速度を落とし、徐々に太ももの位置まで下げる)
芸能人や美を求める人の間で、手軽に簡単にできる『フープエクササイズ』や『フープダンス』が人気である。
フラフープは種類が豊富
子供用玩具、ダイエット用、スポーツ用が揃い、重量の違いにより初級・中級・上級・スーパー級と分類されている商品もある。 重いほど筋肉への負荷が高まり、シェイプアップ効果もアップする。
また、回しやすいように水を入れるボトルが付属され遠心力が増すものや、腹部を刺激しマッサージ効果を与えるため、内側にローラーが設定されたもの、持ち運びや収納に便利な組立式など、形体も進化している。
https://slism.jp/communication/clm-hula-hoop-10-min-diet.html
フラフープを1日10分行うことでダイエットする方法をご紹介。フラフープを上手に回すコツやフラフープの賢い選び方まで。