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体脂肪計とは?
体に含まれる体脂肪の量を調べる機械で、手持ち式と体重計一体型の二種類に分けられる。
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測定方法
体脂肪量の測定にはインピーダンス法を用いる。これは身体に微弱な電流を流し、脂肪による電気抵抗を調べることでその量がわかるというもの。
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測定の注意点
体内の水分量の影響を受けるので起床、食事、運動、入浴の後は2時間後に測定する。機械によっても値が変わるので同じ機械を使うようにする。
自分の体を見直そう~体脂肪計で肥満チェック!
体脂肪計とは、体重に含まれている体脂肪量だけを測定する機械である。
近年では、家庭用の体脂肪計が多く販売され、気軽に体脂肪を測定できるようになった。
体脂肪率を体脂肪計で計測した際、成人男性で25%、女性で30%以上になると、標準以上(肥満)とされている。
現在、体脂肪計の多くには、測定内容をパソコンに移し、変化の推移を簡単に確認・管理できるようになってきている。
近年、家庭用体脂肪計で多く使われているのは、インピーダンス法と呼ばれる方法を用いた体脂肪計である。
インピーダンス法は、体に微量の電流を流し、脂肪の電気抵抗値から体脂肪量を算出する。脂肪が電気を通しにくいことを利用した測定方法である。
しかし、インピーダンス法は体内の水分量が増加・減少すると、同時に変動を受けてしまうため、激しい運動をした後や入浴後などは避け、2時間ほど空けて測定すると良い。
体脂肪計には、両手で持って測る手持ち式体脂肪計や、体重が一緒に測れる体重計一体式がある。
これらのインピーダンス法によって計測される体脂肪計は、種類によって電流が体内を流れる道筋に違いがあり、体脂肪の測定方法も異なるので、正確に測定するための条件をしっかり守るようにする。
乗って測る体重計一体式は、靴下などの履き物は脱いで、裸足で計測するようにする。
ストッキングなら薄いから問題ないということはなく、裸足で行う計測とは差が出ることになるので、裸足であることが望ましい。
体脂肪計に関連するページ
体重計や体脂肪計、正確に測定するためのタイミングや方法が分かるページ。
体重計なら起床直後や就寝前、体脂肪計なら起床後や食事後を避けた2時間後などが目安である。
ダイエットに使える体重計・体脂肪計の計り方をチェック!
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身体の各部位ごとに脂肪量などを測定することができ、測定したデータはダイエットも役立てることができる。
皮下脂肪とは、女性に付きやすい体脂肪のことである。落としにくい脂肪であるため、ダイエットも難しい。また、放置すると セルライトと呼ばれる美容面で悪影響をもたらす可能性が高まる。
皮下脂肪のケア方法や減らし方を特集で紹介する。