コアマッスルとは、深層筋・インナーマッスルとも呼ばれる体の奥にある筋肉である。力こぶなど体の表面にある筋肉は目に見えるが、コアマッスルは体の奥にあるため、目には見えない。
表面の筋肉(アウターマッスル)は重いものを持ち上げたり、大きな力を発揮でき、自分で意識して動かすことができる。しかし、コアマッスルは姿勢を保ったり、関節を支えるなどの働きをしていて、力を発揮することはなく、自分で意識的に動かすこともできない。
コアマッスルを鍛えて関節を正しい位置に戻すことで、体の機能を元に戻すことができ、新陳代謝を高める効果や便秘解消などのダイエット効果が期待できる。姿勢が美しくなることで、スタイルアップ効果も期待できる。
コアマッスルを鍛えるには、筋力トレーニングが必要であるが、意識しにくい筋肉であるため、正しい方法で集中して行う必要がある。ピラティスやヨガ、水泳などの運動は、効果的にコアマッスルが鍛えられる。
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