ロバート・アトキンスとは、医学博士であり、アメリカでブームとなったアトキンスダイエットの考案者である。アトキンスは、アトキンスダイエットが人気を集めていた2003年、転倒により亡くなっている。
アトキンスダイエットは、ローカーボダイエットや低炭水化物ダイエットとも呼ばれ、炭水化物の摂取量を極端に減らすダイエット法である。炭水化物に含まれている糖質は脳や活動のエネルギー源であるが、糖質の摂取量を減らすことで、糖質ではなく脂肪がエネルギーとして利用されるようになり、体脂肪を減らせると考えられていた。
しかし、炭水化物の摂取量が少なすぎることによる副作用など健康面への悪影響が指摘され、2004年頃にはアトキンスダイエットの人気にもかげりを見せた。
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