レジスタントプロテインとは蛋白質のことで、たんぱく質のなかでも消化されにくい部類に入るタンパク質だ。これまでは消化の良いタンパク質ばかりが注目されてきたが、近年では消化の悪いたんぱく質が注目されている。
3大栄養素の一つでもある蛋白質は良質なものが体に良いと考えられてきた。たんぱく質は体内で分解されてアミノ酸として働くのだが、消化されにくいレジスタントプロテインはコレステロールを抑制する働きがあるのだ。勿論レジスタントプロテインのみで作用するわけではなく、炭水化物や食物繊維の力が必要となる。消化器官ではコレステロールを吸収しながら進んでいくため、体脂肪の蓄積を抑える働きをするなどダイエットにも効果があると言われている。
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