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アイソメトリックスとは?
アイソメトリックスは筋肉の伸縮を伴わない筋肉トレーニングの方法。筋肉に力を入れるが動かさないのが特徴。
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アイソメトリックスの効果
鍛えたいところに力を入れるだけで負荷をかけることができ、だれでも場所を選ばず簡単にトレーニングすることができる。
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アイソメトリックスのやり方
鍛えたい筋肉を意識して60~70%の力を込め、7秒キープする。トレーニング中は血圧が上がらないよう、呼吸を止めない。
思い立ったら即実行!場所を選ばないアイソメトリックスがトレーニングにおススメ!
アイソメトリックスは、体をあまり動かさずに筋力を鍛えることができる静的運動のことである。筋肉の長さは変えず、筋肉に力を込めることで筋力アップを図るトレーニングである。
アイソメトリックスと呼ばれるトレーニングは、身体を活発に動かさずに筋肉が鍛えられる運動である。これは等尺性筋収縮とも呼ばれている。
筋力アップには筋肉運動が欠かせず、静的な身体運動で筋力アップが行われることは少ない。殆どの場合が筋肉を伸縮させたり、筋肉の長さを変えて行うトレーニングである。筋トレの代表でもある腕立て伏せも上腕三頭筋の筋肉を伸縮させて鍛える運動である。
アイソメトリックスは、同じ体勢を保ちながら行う運動である。
やり方は、鍛えたい筋肉に60~70%の力を込め、7秒キープ。体勢を維持している間は動くことはせず、筋肉を意識する。
たった数秒間、静止した状態を維持しながら力を込めるだけで、筋肉に負荷を与えることができ、血液の流れが良好になる。
また、壁に背中を預けてやる空気椅子なら下半身を、壁に力を込めて押せば二の腕を鍛えることも可能。
アイソメトリックスは、トレーニングでかかる関節への負担が軽く、筋肉痛になりにくい。
また、トレーニング中は呼吸を止めないようにすることも大事。もし、呼吸を止めてトレーニングを行ってしまうと、血圧が上がりやすくなってしまうので要注意。
体を激しく動かすような運動でなく、少しの動作で筋肉に負荷をかけて鍛えることができる。数秒間、身体の一部に力を入れ続けるだけで良く、腕や足などの鍛えたい筋肉を鍛えることができる。運動が苦手な人や高齢者のリハビリなどにも応用が可能。
場所を選ばず短時間でできるため、思い出した時にすぐに実行できるのも一つのメリットである。