飢餓スイッチとは、ダイエットの食事制限などにより糖質が不足すると、脳が「飢餓」と判断して、脂肪を蓄えるようになります。糖質不足が1~2日続いても脳は飢餓と判断しないが、それ以上糖質不足が続くと、脳は飢餓であると判断する。
糖質は体脂肪の原因となるため、ダイエット中に糖質を制限するケースが多いが、糖質不足は脳が脂質を溜め込むように働いてしまう飢餓スイッチをオンにしてしまうのである。
つまり、ダイエットの食事制限などによって糖質が不足すると、脂肪を蓄積しやすくやせにくい体質となり、少量の食事であっても蓄えるようになってしまう。
カロリー制限を行う場合には、摂取カロリーの6割程度を糖質にすると飢餓スイッチはオンにならない。カロリー制限や食事制限を行う場合には、栄養のバランスが大切なのである。
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