糖尿病食とは、糖尿病の改善や合併症の予防を目的として、糖尿病の人のために開発された食事であり、エネルギー摂取量や炭水化物の摂取量が制限され、栄養バランスがとれた食事のことである。糖尿病で減量が必要である場合は、食品交換表を利用し、栄養バランスを保ちながら摂取カロリーを減少させる。また、減量の必要がなく、血糖値の管理を行う場合には、カーボカウティングという炭水化物の摂取量を調整を行い、血糖値の管理を行う。
ダイエットでカロリー制限をすると、栄養バランスが崩れがちであるが、糖尿病食では栄養バランスが良く低カロリーであるため、健康的に減量することが可能である。また、炭水化物の摂取量を調整した食事では、血糖値の上昇が緩やかであるため、体脂肪の蓄積を予防することができる。
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