カップリングシュガーとは、ショ糖とブドウ糖(または麦芽糖)に酵素を作用させて作られるオリゴ糖の一種である。砂糖にみられる褐変反応(保存や加工により、褐色に色づく反応)が起きにくい特徴がある。
カップリングシュガーは商標であり、一般名はグリコシルスクロースである。口の中を酸性にしないため虫歯になりにくい性質があり、子供向けのお菓子などに多く利用されている。
カップリングシュガーは、消化・吸収されるためエネルギーとなる糖質である。甘味度は砂糖の半分程度であるが、砂糖と同等のカロリーがあるため、ダイエット中は摂取量に注意が必要である。また、腸で吸収されるため、血糖値にも影響を与える。
過剰に摂取すると、お腹がゆるくなったり、下痢の症状を引き起したりする可能性があるとされている。
No.541