重心バランスとは、まっすぐに立ったときの左右のバランスのことである。
自分では、まっすぐ左右対称に立っているつもりでも、左右どちらかに偏ってしまう人が多い。
これは、普段の生活において、片方だけでバックを持っていたり、いつも同じ足を上にして足を組んでいたり、つい行ってしまっているクセが原因となって、筋肉のつき方の偏りや骨盤のゆがみを引き起こす。テニスプレーヤーを例にすると、ラケットを持っている方の腕の筋肉は発達しているのに対し、反対の手は筋肉量が少ない場合も少なくない。
筋力のつき方や骨盤のバランスなどが原因となり、重心のアンバランスを生み、姿勢の悪化や腰痛、肩こりなどを引き起こしてしまう。左右の足の太さが違うなどのスタイルの悪化にもつながる。
重心バランスは、体組成計やWii fitなどで測定できる。
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