芳香成分のラズベリーケトンを摂ると、脂肪分解率がアップする
ラズベリーケトンは、甘酸っぱい果実のラズベリーがもつ芳香成分。消化酵素のリパーゼと脂肪を結びつけることで、脂肪分解を助ける働きをする。ラズベリーケトンの脂肪分解効果は、唐辛子の辛味成分カプサイシンの3倍と言われるほどに強力なので、唐辛子の辛味が苦手な人はラズベリーをダイエットに利用するとよい。生果実からラズベリーケトンを得たい場合、比較的酸味が少なくて食べやすい赤や黄色のラズベリーがおすすめ。
ラズベリー(木苺)の甘味と酸味がミックスされた独特な香りは、ラズベリーケトンという芳香成分によるもの。
ラズベリーケトンはその甘酸っぱい芳香で食欲を増進するだけでなく、肥満の元凶である脂肪の分解をサポートするというダイエットに有用な働きもしてくれる。
食事で得た脂肪は、消化酵素のリパーゼが接触・結合することで、分解される仕組みになっている。
ラズベリーを食べたり匂いを嗅いだりしてラズベリーケトンを体に取り込むと、ラズベリーケトンが脂肪とリパーゼの接触をサポートするので、脂肪分解が盛んに行われるようになってダイエット効果にむすびつく。
脂肪分解サポートの力をもつ物質は、唐辛子の辛味成分カプサイシンも有名だが、ラズベリーケトンの脂肪分解サポート力はカプサイシンのおよそ3倍ととても頼もしい。「脂肪対策したいけれど唐辛子の辛さがネックになる」という人は、ラズベリーケトンを含んでいるラズベリーを利用するとよい。
ラズベリーには、レッドラズベリー、イエローラズベリー、ブラックラズベリーの3つの色種類がある。
生果実を食べてラズベリーケトンを摂りたい場合、酸味が控えめで食べやすいレッドラズベリーやイエローラズベリーがおすすめ。ラズベリーのジュース、ジャム、サプリメント、ハーブティー、アロマオイルなども日常に取り入れやすくて良い。
ラズベリーケトンには、インスリン様成長因子(IGF-Ⅰ)を増やす力もある。
インスリン様成長因子とは、細胞分裂を盛んにする物質のこと。ラズベリーケトンでインスリン様成長因子が増えると、肌に弾力を与えるコラーゲンが真皮でたくさん作られるようになるほか、育毛効果も得られるようになる。
あけび、タマリロ、ペピーノ…。あまり聞き慣れないですが、これらは全部フルーツの名前。メジャーじゃないという意味では、ラズベリーも珍しい部類に入るでしょう。脂肪燃焼の効果がある、トマトに激似だけどトマトじゃない、アイスクリームみたいで美味しい…など、個性豊かで珍しいフルーツ特集です。